第41話 垂簾聴政の終わり
オトナ成宗は、政治を牛耳る大王大妃(貞熹王后)へのうっぷんを抱えつつも、
インス大妃(ジョン)へも「従うだけが孝行ではない」と反発心を持っています。
ちなみに今回はインス大妃が『内訓(ネフン)』を執筆する場面がありました。
成宗は兄の月山(ウォルサン)大君が守る実家に泊まり、王としての苦悩を吐露。
自分の勢力をつくるため、よぼよぼのハン・ミョンフェを左議政に復帰させます。
夫人ミン氏役の方はお若いはずなのに老けメイクがぴったりで驚きました・・・
(「人魚姫」のマ・マリン役、「龍の涙」の世子イ・バンソクの嬪宮役の方です)
ユン淑儀(ソンイ)は相変わらず成宗の寵愛を独占していますが、懐妊はまだ。
昭容(ソヨン)オム氏や貴人チョン氏からチクチクとイヤミ攻撃を受けています。
育ちがいいほうのユン淑儀は「承恩はまだ受けていない」とか(びっくり!)。
王妃の揀擇話が持ち上がりました。成宗はソンイを希望しますが言い出せません。
ジョンは名門の娘を希望し、大王大妃は「側室が懐妊すればそれで済むのに!」。
王妃を決める前に大王大妃の聴政をやめさせたいジョンは、ある行動に出ました。
それは、従兄ハン・チヒョン(&右副承旨イム・サホン)を使った匿名書作戦。
「カン・ジャピョンは大王大妃の特命で晋州(チンジュ)の牧使に任命された。
大王大妃弟のユン・サフンとユン・ゲギョム親子やオ・テソは盗賊に等しい」
という内容の匿名書を貼らせたのに、領議政チョン・チャンソンがもみ消します。
きっとハン・ミョンフェの仕業だわ!フンッ!と大王大妃が推測していますが、
このドラマでは清く正しいハン・ミョンフェは匿名書をやめろとジョンに忠告。
何かあると斉安(チェアン)大君に王位がいく!とジョンが激しく言い返します。
大王大妃に匿名書のことを突っ込まれたジョンは否定もせず「今が潮時です」。
そこで大王大妃は会議で「引退してインス大妃に聴政を譲る」と宣言しながら、
親子で手を取り合って政務に臨むでしょう・・・と言い添えて意地悪しました。
「聴政を引き受ければ王を操るのかと批判されるし、断るのは惜しい」からです。
そんな折、ソンイが懐妊!大王大妃は大喜びし、ジョンは凍りつくのでした・・・
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