第58話 死の真相
インス大王大妃(ジョン)の従兄で領議政のハン・チヒョンが病で逝去しました。
口数が少なく穏やかな性格でジョンの信頼を得ていたハン・チヒョンは最後に
「父王には劣るが王の資質は認めてやり、許してあげて」とジョンに頼みました。
幼い燕山君を養育した月山大君夫人パク氏も「許してあげてください」とお願い。
しかしジョンは「だから王との間に妙な噂が立つのよ!」と長男の嫁を責めます。
殿下は実の子同然なのにひどい!とさすがの月山大君夫人も言い返すのでした。
月山大君が宴会中の燕山君をたしなめに行くと抱きつかれチョゴリがめくれます。
燕山君から王座を奪わないでくれと成宗は死の間際までジョンに頼んでいたよう。
そのことを回想したジョンは、もう燕山君の足かせをはずしてやろうと決めます。
燕山(ヨンサン)君に寵愛されているチャン・ノクスが淑容(ソヨン)に昇進。
大妃(貞熹王后)や王妃シン氏との見分けがつかない!と先日書きましたが
無事に見分けられるようになりました。チャンノクスはアイラインが特徴ですね。
王が嫌っているのは廃妃ですよとチャン・ノクスはイム・サホンにレクチャー。
案の定、イム・サホンが生母の墓のことを持ち出しても燕山君は無関心でした。
そこで斉安(チェアン)大君が廃妃の母シン氏や兄を使ってひと芝居打つことに。
粗末な墓の前で泣いているシン氏たちを見た燕山君は急に復讐心に駆られます。
母上は普段は質素ですが王への想いから着飾ったのですとイム・サホンが説明。
つづいて祖母にあたるシン氏が無念を訴え、23年前の血つき手ぬぐいを渡します。
やばい!と思ったチョン貴人とオム昭容は大王大妃殿に飛んで行って泣きつき、
ジョンが大殿に向かおうとすると燕山君が寄こした護衛官に行く手を阻まれます。
次に燕山君が手ぬぐいを持って大王大妃殿に乗り込むとジョンに攻撃されました。
「私の罪はあんな女を王妃にしたこと!悔やむのはその息子を王にしたこと!」
部屋の奥に隠れていた側室二人に気づいた燕山君は引きずり出すのでした・・・
さて、今回は燕山君の異母弟・晋城(チンソン)大君が大きくなっていますね。
シン・スグン(晋城大君の舅で王妃シン氏の兄)が奸臣っぽく描かれています。
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