第49話 茶の秘密
今も中殿と呼ばれている(降格せず?)ソンイがインス大妃(ジョン)に挨拶。
お義母上さまがくださった書を明け方まで読んでました♪と調子よく話しますが、
序文は何と書かれていた?五常の徳とは何?と質問されると何も答えられません。
この作戦を教えたナム尚宮に文句を言うと「全部暗記すべきです」と指南され、
大妃様に厳しくされればされるほど殿下の同情を買えるのです!と言われました。
やりすぎた?嫌いだからもう来るなと言いたかったの♪と笑っていたジョンは、
ハン・ミョンフェを呼び「最後に力を貸して。科田を返してください」とお願い。
重臣がぞくぞくと返納しはじめ、大王大妃(貞熹王后)が大殿に怒鳴り込みます。
すると成宗は「科田とは本来一時的に支給される土地」と意地わるーく指摘し、
そういえばユン氏一族からは返納がありませんねーとさらに嫌味っぽく言います。
憤った大王大妃が気絶しますが、祖母を恨んでいる成宗はびくともしません。
ソンイが大王大妃殿にかけつけるも、部屋にはジョンがおり、入室できません。
目覚めた大王大妃は何かをふっきったように離宮に移ることを口にすると、
もう少し待ってくれたらそうすれば自分から退いたのに・・・と笑いました。
あなたが宮殿の女主人よとソンイに話したジョンは嫁のニヤリ顔を見逃しません。
やがて三人の大妃は、成宗が建てた昌慶宮(チャンギョングン)に移りました。
老いたチョン・ギュン内官も現役引退を決意し、ジョンに別れの挨拶に行きます。
成宗は臣下に「科田は現職官吏に与える!退職後は返納せよ」と厳しく命じます。
やっと官職(護衛)に就いたソンイ兄は、指示された通り医女ポクシルを側室に。
ポクシルは「益母草のお茶は身体にいいが自然に流産してしまう」と教えます。
さっそくソンイは側室たちを集めてお茶会を開き、益母草茶をふるまいました。
たまたま中宮殿にやってきた成宗は、側室と親しくするソンイをほめてくれます。
大妃三人が温泉に行ったある日、益母草を飲みづづけたチョン貴人が腹痛を訴え、
出血が起こり、龍種を失いました。原因を突き止める!と成宗が超お怒りです。
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