第55話 ヨンサン君の孤独
13年後、成宗は崩御し、17歳になった燕山(ヨンサン)君が即位していました。
お付きの内侍ジャウォンや、尚膳キム・チョソン(「王と私」の)も登場します。
インス大王大妃(ジョン)が亡きハン・ミョンフェを懐かしむ場面もありました。
燕山君は祖母であるジョンにわざと聞こえるように、昌徳宮で夜更けまで宴会。
王なのにみずからお面をかぶって舞っています。詩を詠むのも好きなようですね。
ジャウォンの忠誠心を試すために縄で吊るしたりと、暴君の片鱗を見せています。
そんな孫にジョンは、国防を強化しろ、穀物倉庫を作れ、書物を編纂しろと指示。
燕山君はジョンと直接向き合うと緊張するのか、口数が少なく、妙に従順です。
そして大妃(貞顕王后)が産んだ幼い晋城(チンソン)大君(後の中宗)も登場。
祖母も母(大妃)も弟の晋城ばかり可愛がるので、燕山君は孤独を抱えています。
そんな折、領議政ノ・サシンに「父上の二番目の正室」についてあれこれ質問。
王は生母のことを知っている!とノ・サシンは気づき、朝廷に衝撃が走ります。
でもジョンは「知ってたわ。そりゃーあんなに宴で嫌がらせされたらわかるわよ」
燕山君は廃妃ユン氏に仕えていたキム内官を狩りに連れ出し、獲物に見立てます。
さんざん痛めつけて昔の事情を聞いてますが、このドラマの燕山君、こわいです!
夜は王妃の父シン・スンソンと王妃の兄シン・スグンを呼んでさらにヒアリング。
だから祖母上はオレを見下して晋城を可愛がるのですか!?と叫ぶのでした・・・
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