第22話 不治の病
王妃(貞熹王后)が世子妃ジョンに対して急にキツくなった気がする今回です!
体調が悪い世子トウォン君が世祖に挨拶していないと知った王妃はこう命じます。
「(上王の住む)昌徳宮に行ったのではと殿下が疑うから私邸に戻りなさい」。
ジョンたちが私邸に戻ると、父で左議政のハン・ファク(体調悪い)が来ました。
国王交代を伝える謝恩使として明へ発つのを控え、ジョンに願いを託します。
「明に姉を売ったと蔑まれてきた恨みを、王妃になって晴らしてほしい・・・」。
兵曹判書ホン・ダルソンが上王妃(定順王后)の父ソン・ヒョンスの謀反を報告。
と思ったらその後のあれこれをすっとばして上王(端宗)がノサン君に降格され、
上王妃はノサン君夫人となり夫と引き裂かれ浄業院(チョンオボン)へ入ります。
世子夫妻を宮殿に呼び戻そうとする世祖に、王妃が真っ向から反対しています。
王妃いわく「世子が反抗するのは嫁のせい」、世祖は「嫁が抑えているのだ」。
そんな中、世子妃ジョンの懐妊が判明したので世祖がソッコーで呼び戻しました。
つわりをちゃんと確認したのか?と王妃が全然うれしくなさそうに迎えます。
お義母様も困った方ねと後でジョンがこぼすと、トウォン君はうんざり顔。
上王のいる昌徳宮へ行こうとして追放されたのを初めて知り衝撃を受けています。
帰国途中にハン・ファクが亡くなり「嫁に合わせる顔がない」と気にする世祖。
ジョンはまた難産の末に二男を出産しました。このチャサン君が後の成宗ですね。
やがて成宗の寵愛を受けることになる宮女ソンイは、このとき9歳でした。
男孫の出産を世祖は喜び、王妃はむっつり。そして世子が再び気を失います。
「世子にもしものことがあったら、世孫ではなく世子の弟を推すように!」。
今回初登場の王妃兄ユン・サブンに、王妃が今後のことを言い含めています。
つまりジョンの息子は自分の孫というより、自分の息子のライバルなのですね。
ユン・サブンから頼まれたクォン・ラムたち功臣派は海陽(ヘヤン)君を支持。
世祖は疎遠にしているハン・ミョンフェを呼び「嫁を守ってくれ」と頼みました。
世子の医官を追及したジョンは「気力の衰えがひどくて救えない」と言われます。
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