「お酒で商売したことはない私に罪を問うた人に商いの道を見せてやりたい」。
キム・マンドク(ホン)が語る決意に、済州島長官チョン・ホンスも共感します。
献上品の徴収作業業務を役所に戻して西門問屋の独占状態をなくした済州島では、
市場に自由競争が生まれ、品質も上がり、活気もあふれるようになりました。
松坡では闇市が再開し、刑曹判書チョン・ドウンは米屋のキムを大房商人に推薦。
後ろ盾を失うと大変なので、オ・ムンソン(マクソン)とオ番頭が焦ります。
「都では、両班女性や妓生以外の一般女性がつける装飾品が売れているらしい」。
こんな情報を耳にしたキム・マンドクが済州島特産の真珠を売ると売れ行き上々♪
するとオ・ムンソンが倭国の質の悪い真珠を「済州島産」と偽って半値で販売。
東門問屋が扱うホンモノの済州島産高級パールは売れなくなっちゃいました。
アクセサリーに加工すれば高く売れるわ!と思いついたキム・マンドクは、
スタッフを集めて細工職人に技術を学ばせ研修中も賃金を払います。感心ですね。
ちなみに粗悪品は真珠層が薄いのですぐにはがれ、加工時に傷がつきやすいとか。
義母オ・ムンソンに西門問屋を奪われただけでなく父ゲマンも謀殺されたと知り、
復讐に燃えるカン・ユジは西門問屋の動向を伺ってその機会を狙っていました。
倭国と密輸をしていると嗅ぎつけ、取引現場で敵を討とうと健入港に向かいます。
が、長年の親分カン・ユジを守りたいキム・ドンジュがキム・マンドクに報告。
キム・マンドクは済州島長官チョン・ホンスにしらせ関係者が港へ急ぎますが、
行商団の頭領がカン・ユジなのをなぜ隠していた?とホンス様はお怒りです。
早く官軍を現場に踏み込ませるのが先だと思うのですが、取引は終わってしまい、
官軍が到着する前にカン・ユジがオ・ムンソンを追い詰めて狙いを定めました。
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