尼になりたいのですとオイオイ泣いてタンチュ僧侶に叱られたナンジョンは、
苦悩しつつ山寺で修行に励んでいました。お衣装はもちろん作務衣です。
最近ナンジョン見かけないわ~と正妻キム氏と親友メヒャンは不思議がり、
そろそろナンジョンに会いたいナ♪とユン・ウォンヒョンが恋しがっています。
王世子を決める試験では、福城君の完璧な回答とと幼い元子の回答に注目集中!
(あんな幼いのに小難しいことをペラペラしゃべる元子があまりにも不自然です)
「識見では福城君と錦原君、性格と品性では元子、徳興君の資質もなかなか」と
チョン・グァンピル(守天大監)とアン・ダン(ヨンモ堂大監)が論評しました。
福城君一人に絞られなかったので「あの年寄りめ!」と敬嬪がムカつきます。
こうして福城君(敬嬪息子)、錦原君(ヒ嬪息子)、徳興君(昌嬪息子)に加え、
大本命の元子(章敬王后息子)が一次試験を突破して二次試験へと駒を進めます。
ところが徳興君は「君主になるのを望んでいない」とイチ抜けたしちゃいました。
そして落選メンバーの4人は、鳳城君(ヒ嬪息子)、永陽君(昌嬪息子)、
海安(ヘアン)君(淑儀洪氏息子)、徳陽(トヤン)君(淑儀李氏息子)です。
ちなみに辞退した徳興君は、三代後に即位することになる宣祖の父にあたる人。
昌嬪斉藤由貴と徳興君はこのドラマで好意的な描かれ方をしていると感じます。
二次試験で福城君は「あこがれは太宗♪」と相変らず争い好き丸出しなご回答。
(錦原君のように「成宗」か「世宗」と答えたほうがいいと私ですら思うのに!)
しかし元子は「アバママ(父上)を見習いまちゅ♪」とカワイく答えた後、
民を治めるにはまず孝行が大切でちゅ♪と儒者が大喜びする理由も説明しました。
次に王妃にも質問の機会が与えられ「君主に大切な食べ物は?」と奇襲すると、
「飯(錦原君)」「塩(福城君)」の後、元子は「乳」と言って皆を驚かせ、
またまた民への愛とひっかけた立派な屁理屈を付け加えて一同を感心させました。
母上の乳を飲んだことがありますか?と王妃がすかさず聞くと、元子めそめそ~。
母のいない元子の回答に、中宗も大妃(貞顕王后)も思わず目頭を押さえます。
大臣たちは、皆がそれぞれに立派で優劣がつけられないと評しました。
それはつまり、資質が同じなら名分のある直系大君の元子が選ばれるということ。
他の王子を推す者は危機感を抱き、「試験には裏がある!」と敬嬪が憤慨します。
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