チャンヒビン第54話「栄華とわらべ歌」
王妃冊立の奏請使として清に旅立った東平君でしたが
多忙を理由に皇帝から面会を断られ、大臣に会うことすら叶いませんでした。
奏請使に問題があったのでは?貢物が少なかったのか?と議論する臣下たち。
粛宗はこの屈辱に震え、臣下全員に謹慎を命じます。
東平君が久しぶりに自宅に戻るとまた淑安公主が待ち構えていました。
淑安公主の押しかけシーンにはそろそろおなかいっぱい。
オクチョンの“悪巧み→泣きながら土下座”を越えるうんざり度です!
キム・チュンテク(西人派)は王妃チャン氏を貶めるために
大叔父キム・マンジュンに頼んでわらべ歌「雀の歌」の替え歌を作広ります。
♪セリは四季の草 菜の花は一時期だけ♪
♪季節を忘れたアゲハチョウがふらふら飛ぶよ 季節が過ぎればもう飛べまい♪
菜の花(チャンダリ)は王妃チャン氏、セリ(ミナリ)は廃妃ミン氏、
アゲハチョウは粛宗を指すこの歌詞は、今の王室を痛烈に皮肉ったものでした。
そしてミン・ジヌ(廃妃兄)やキム・チュンテクは「謝氏南征記」の筆写に励み、
その本を街の家々に投げ込むという草の根作戦を実行します。
さて、世の民には不満がくすぶっているようで
棺を担ぐ民は香徒契(ヒャンドゲ)という秘密結社を結成。
通訳官たちも再び結社を作っています。
宮中の情報を教えてくれる女官が必要と主張する廃妃母に
今は中宮殿で働いている針房の下女チェ氏がよいのではとハン尚宮。
キム・チュンテクはチェ氏の実家を探しに会賢(フェヒョン)に行きます。
会賢にはヒジェ(王妃兄)が離縁した妻チャグンアギが家を与えられており、
キム・チュンテクはチャグンアギがヒジェに恨みを抱いていると知ります。
巷で流行しているわらべ歌を知った王妃チャン氏は激怒!
ヒジェは東平君が清に認められなかったからだと怒り、
ミン・ジャンドは西人派の残党が広めたものだと推測。
根絶やしにするには廃妃を自害させるしかないという結論に至りました。
その一方で、ヒジェは犯人だと目星をつけたミン・ジヌの部屋を捜索。
しかし何も発見できませんでした。
東平君は、王室の威厳を民に知らしめるために
大王大妃の喪があけたら王妃の冊立式を行うよう粛宗に進言。
冊立式が終わりご機嫌の粛宗は、王妃からわらべ歌のことを聞いて怒ってます!
ここのところ東平君とちょっぴり疎遠な王妃サイド。
王妃はミン・ジャンドを呼んで東平君の本心を訊ね、
間もなくやってくる清の使者の本意を探れば“全てをやる”と言います。
粛宗から朝廷への復帰を促されたナム・グマン(西人小論派)は
自分のかわりにパク・セチェという人物を推薦。
その動きをつかんだヒジェは、ミン・アムや東平君に報告しました。
すわ政権交代か!?と一同焦って次回へ続きます。
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ヒジェ妻、チャグンアギっていう名前なんですね!私が見たレンタル&CS録画ではなかなか固有名詞がでてこなくて(いつも「ヒジェの妻」としかでないので、気になって名前探したこともあるんですが、見落としたかも)。
このときのミンジヌの小説投げ入れ作戦、見ながら危なっかしいな~と思いました。人材がいなかったのかもしれないけど、まさか御自ら実行とは。
ホンチサンの死の上で繋いだ命運なので、決死の覚悟とも無鉄砲ともとれて複雑です(笑)見直して感じましたが、やっぱりチャンヒビンでは王と私のときよりお顔まわりがスッキリされてますね。