第19話「世子の座」
地主の長男との縁談が決まっても気乗りしないソンイ(それにしても老けたね・・・)。
命を救ってくれた下男ギチュクと結婚したいとイ・ハンミンに打ち明けました。
今まで見た相の中でギチュクが一番よいそうです。イ・ハンミンはプチ失恋。
ムンチ(山賊仲間)と元食堂おばさんの間には子供が三人もできてますよ~!
宣祖はケトンを追い出した王妃やヤンファダンに腹を立て、疎遠にしていました。
若い側室たちは、ケトンは牝ぎつねのアレを身につけていたのだと噂しています。
なんとかおわたりに来させようと、妃嬪たちが昼膳を用意して宣祖を呼んでも、
宣祖は大胆で可愛かったケトンを思い出すだけ。
おまけに、器を落としたらケトンみたいに不敬罪で追い出すぞと嫌味を言います。
ケトンとカンアの同居生活はもう5年間以上にも及んでいました。
この家、何気に宮殿よりも美女密度が高いですよ~
もう縁を切ったのだと話すケトンに、お母さんを探してくださいとカンア。
ケトンが母を探し当てると、7年前にイタす現場をおさえた男と一緒でした。
ケトンはその男(「女人天下」の華川君!)を父親と認めてチョルをします。
光海君派のチョン・イノン、ユ・ヒブン、イ・イチョムは明の世子承認を急ぎます。
倭乱の最中に二度使者を送っても明からは無視されたそうです。
光海君を疎んじている宣祖は、他に問題が山ほどある!と世子問題を先送りに。
臣下たちは臨海君派と光海君派に分かれていきます。
明の承認など必要ない!と強気な光海君は、ちょっとお帽子がブカブカですね。
臨海君は、父は光海君が憎いだけだと、楽観してはいませんでした。
西人派でチョン・チョルの手下だったイ・グィたちを冷たくあしらいます。
飲んだくれメン・ジチョンは、イ・グィらがイ・ハンボクを訪ねるのを目撃。
イ・ハンボクは、チョン・イノンの横暴を認めながらも、
光海君の素質を認めているからと世子のすげ替えには反対します。
周囲が臨海君派の動きをさかんに吹き込むので、光海君は臨海君を訪問。
世子になれなかったのは兄の責任、自分が奪ったわけではないと言います。
臨海君は、臣下らと会ったのは自分の意志ではないと説明しながらも、
世子の座は必ず取り戻すと言い返し、光海君はそれは反逆だと警告します。
宣祖33(1600)年6月、もともと病弱だった王妃が床につきました。
つきっきりで看病し、快復して仲良くしましょうと泣くヤンファダン。
ケトンは、王妃が亡くなったときのことを考えていました。
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