第39話「大妃の廃位」
チョン・イノンらが必死に請願しても大妃(仁穆王后)の廃位に同意しない光海君。
イ・イチョムに相談されたケトンは「名分をつくれ」と指馬為鹿の故事を挙げ、
1200人の役人全員を呼んで「可」か「否」かを書かせることにしました。
勢力を誇るイ・イチョムに睨まれては大変!とほぼ全員が「可」と記し、
50人だけが無記入を貫くことで破倫への反意を示したそうです。
人望のあついイ・ハンボクは、「可」とは書かずに反対の上書を送りました。
するともちろんイ・イチョムらに弾劾され、北青(プクチョン)への流刑が決定。
綾陽君が幼い頃に描いた繋馬図(ケマド)をキム・リュに渡した後で旅立ちました。
光海10年、廃母されて“西宮”となり、後宮と同じ処遇で暮らすことになった大妃。
私の位を奪えるのは先王だけ!先王を連れてこい!と王命を告げる承旨に言い返し、
あの世に行くときはチョン・イノンやケトンが道連れだ!と鼻息荒く抵抗します。
弱気を捨て、これからは復讐に燃えたぎった心で生き延びると決めたのです。
宣祖やヤンファダンが出てくるちょっぴり安っぽい夢にうなされ、寝込んだケトン。
王妃と世子夫妻との食事の誘いをことわって見舞いにおとずれた光海君に、
光海君のそばから退き宮殿のすみでひっそり暮らしたい・・・と話しました。
父とケトンの関係を理解できない世子チルは、ケトンを捨てろと光海君に抗議。
これまでの苦労も知らずにケトンをけなす世子を、怒った光海君が追い払います。
イ・ハンボクは大妃に下された悲しい処分を聞いた後、63歳で亡くなりました。
彼を慕っていた学者は嘆き、光海君も重鎮の死を深く悲しみます。
ちなみに、ハンボクが流刑される途中で詠んだ次の詩が有名だそうです。
♪鉄嶺の高峰でひと休みする雲よ♪
♪孤独な臣下の無念の涙を雨に変えて運んでくれ♪
♪そしてあの方が住む宮殿の上に降り注いでくれ♪
都の片隅では、イ・グィやキム・リュによる反乱計画がひそかに進んでいました。
ある日、キム・リュの夫人の夢に見知らぬ男(綾陽君)が王として登場します。
スポンサード リンク
読むのが楽しみです!
>繋馬図(ケマド)
>“西宮”と呼ばれ、後宮と同じ処遇で暮らすことになりました。
ケマド、王子を集めたときに見せた絵でしたっけ。
後はケマドを飾ったところを見られて次代の王になる暗示と
とれるシーンがありましたね(あやふやですみません)。
そうなんだろうと思いつつ、馬の絵がなんだと思っていたので、
ここで腑に落ちましたー
「西宮」、「宮廷女官 キム尚書」の原題ですよね。
タイトルからすると、あっちのドラマはケトンでなく仁穆王后が
主人公だったのか?とたまに思います。こっちの仁穆王后よ
り「宮廷女官~」のイ・ボヒ仁穆王后のほうが好きです^^
川に突き落とされたりすごいし(笑)。
>宣祖やヤンファダンが出てくるちょっぴり安っぽい
>夢にうなされたケトンは
安っぽかったですね。ツッコミに笑いました。
たまにこのドラマ、そういうところがありますよね。
KBSではやらないけどSBSならやれちゃうんだろうか・・
>世子夫妻との食事の誘いをことわり、ケトンのもとへ。
>宮殿のすみでひっそり暮らしたいとケトンは話します。
>世子チルは父親とケトンの関係を理解できずに
>苦労も知らずケトンをけなす世子を光海君は怒るのでした。
このときのユ氏の屈辱とチルの怒りはすごそうですね。
見ていてちょっと痛かったです。ケトンとの愛はわかるけど、
あー不倫みたいで(って不倫か。)難しいですね!せめて
食事にお顔だしして仮病で早期退出、とかその逆とか・・
光海君の心配をしてしまいました。
即位に尽力した経緯をしらければ、余計にケトンが疎ましくて
たまらないでしょうね、チル世子。しかし実年齢のわりに童顔
でお若く見えますね、この方・・。
♪鉄嶺の高峰でひと休みする雲よ♪
♪孤独な臣下の無念の涙を雨に変えて運んでくれ♪
♪そしてあの方が住む宮殿の上に降り注いでくれ♪
この歌、エセンも歌っていませんでしたっけ。生前に。
勘違いだったら申し訳ありません!エセンのこの歌が気に入
ってCDがほしくなったので^^このドラマの原題は「ねむって
いくあの雲よ」だそうだので(小説原作)、もしかしたらこの歌も
そこに出てくるのかなあと思っています。「雲」なので!
(タイトル「ねむっていく雲」?と思ったのですが、ネット情報
なので翻訳ミスかもしれません。ちょっと読んでみたいです)。