第34話「兄弟の絆」
なんと臨海君は明の使者に暴力をふるい、気が触れている王子を演じます。
光海君も臣下も感動しますが、臨海君の器と賢さを称える臣下も出てきて、
チョン・イノンとイ・イチョムは臨海君を始末しなければと考えます。
王妃(光海君夫人ユ氏)は臨海君を殺さないとケトン(キム尚宮)に約束させました。
ある朝、ケトンの部屋で夜を過ごした光海君は大妃への挨拶をすっぽかします。
二人は貧しい学者夫婦に扮して町へお忍び巡察に出かけていたのでした。
すっかりデート気分で、ケトンの実家にも顔を出しちゃいます♪
それを知った王妃、私も義理姉(臨海君妻ホ氏)を慰めに行きたい!と言い出し、
うれしそうに町へ出かける王と王妃。なんか軽いです~・・・
その頃、イ・イチョムがイ・ジョンピョに命じ、臨海君は殺されていました。
あっさり殺害されちゃって残念です。臨海君かっこよかったのに・・・(光海君もだけど)
兄の臨海君が首を吊って自害したと聞いた光海君は、衝撃を受けて慟哭します。
一方、王妃から責められてもまったく動じないケトン。
人々は光海君が実の兄を殺したと噂をし、ヤンファダンは寺で祈るのでした。
この頃から、シン・リブ将軍と共に死んだキム・ヨムルの息子キム・リュや、
臨海君派だったイ・グィなど、光海君のやり方に反感を示す臣下が出てきます。
政治面では、光海君は年貢の仕組みを改定し、消失した書物を復刊するなど、
なかなかよい治世だったみたいです。
宮殿には、大きくなった世子チルの妃としてパク氏が入内。
このパク氏は、イ・イチョムの外孫で、パク・スンジョンの内孫にあたるそうです。
光海3年、再建を終えた昌徳宮に王宮と朝廷の機能が移転します。
仮宮だった月山大君の私邸は慶運宮(キョンウングン)と名前を変え、
現在の徳寿宮(トクスグン)として残っているそうです。
都の片隅では、ホ・ギュン(「ホン・ギルトン伝」著者)のもとに、
パク・ウンソ、ソ・ヤンガプ、イ・ギョンジュン、シム・ウヨン、パク・チイン、
パク・チイ、ホ・ホンインらが“無倫堂”と称して集っていました。
彼らは高官の妾の息子で、身分のため出世できず、差別の撤廃を望んでいました。
ホ・ギュンが差別撤廃を光海君に訴えたところ、
改革を考えてはいるが200年続いた法を急には変えられないと言われます。
スポンサード リンク
>ケトンの部屋で夜を過ごした光海君は大妃への
>挨拶をすっぽかします。
>二人は貧しい学者夫婦に扮して町へお忍び巡察に
>デート気分で、ケトンの実家にも顔を出しちゃいます♪
このへん新婚さんドッキリか!と思わず軽さにガクっときた
シーンです。ケトン実家での光海君のやにさがりぶりは見て
て面白かったけど(笑)。張禧嬪といい王様はお忍びで街に
出ると少年のように(やや美化)なってしまうのですね。
>王妃は義理姉(臨海君妻ホ氏)を慰めに行きたい!と
>うれしそうに町へ出かける王と王妃。なんか軽いです~・・・
そしてまさか王妃まで続けて!またそんなにホ氏と仲良か
ったかなあ、と思いました。愚痴言い合いにいくのかなとか。
>イ・ジョンピョに命じ、臨海君は殺されていました。
>自害したと聞いた光海君は、衝撃を受けて慟哭します。
前半軽かったのに、臨海君エピソードは急展開&涙涙で
すね。何度か王子が自害を装って絞殺されるのはみてきま
したが、気持ちのいいものではないです・・(というより夢に
出そうです!こわい!)。イ・イチョムなかなか大胆。
(35話から)
>王妃は怒って世子にお仕置きをしていました。
>ケトンは見抜きますが、光海君は信じません。
>今度は王妃に訴えても焼きもちまじりに否定され
チョンテウ世子の出番が増えて嬉しい回でした♪
今後のテウ世子による父とケトンへの突っ込みは結構
好きです(なんでだろう?誰も言わないから?)。
王妃はどんな気持ちでお仕置きしてるんでしょうね。
なんか自分の鬱憤も入ってそうです(ただでさえ突かれると
痛いのに、わが子からではいたたまれませんー)。しかしこ
の親子、王妃が老けメイクなしなのでぜんぜん親子っぽく
ないですね・・実際俳優さんは2歳違いだし(笑)。
ケトンが危険を察知するのに光海君はわりといつも楽観的
ですね。政治には強いけど権謀にはそんなにセンスがない
の?(権謀に弱く政治に強いってのも想像しにくいですが)。
>こうして、癸丑獄事(ケチュクオクサ)が起りました。
ホギュンと光海君の庶子差別撤廃改革は好きなんですが、
ここでこんな経緯だったの?と見たらちょっと拍子抜けです。
史実なのか脚色なのか知らないんですが・・・。
でもホギュンの出番があって少し嬉しかったですー。