第27話「嫡流の王子」
十月十日(とつきとおか)妊娠を隠し通して王妃が産んだのはなんと王子!
中国皇帝の印章に使われる「永昌」を名前につけられた永昌大君は
あきらかに世子光海君の座をおびやかす存在です。
もちろん宣祖は初めての摘流大君を可愛がりまくり。
すでに世子がいるにもかかわらず進賀礼を催しちゃいます。
こうなったら大君に世子の座を譲ろうか・・・と弱気になる光海君に
身を引いたら(世子以外の王子は邪魔なので)殺されるわよ!と脅すケトン。
臨海君はやるせない気持ちを海に向かってぶつけてます。(なぜかかっこいい)
幼い永昌大君を王位につかせれば自分たちは永い間栄華を享受できると
ユ・ヨンギョンがヤンファダンを説得し永昌大君派としてつるむことに。
そして臨海君派のイ・グィらに近づき、光海君を退けて臨海君を王にすれば
世継ぎがいない臨海君の次は永昌大君を王にすることができる!と主張。
両者にとってオイシイのだ!と丸め込み、光海君排除のために働かせようとします。
その作戦を承諾しつつも、実はユ・ヨンギョンの企みを見抜いていた臨海君。
イ・ハンミンがユ・ヨンギョンを脅して入手した不正の記録を世子サイドに渡します。
女なんかと政治を論じられるか!とケトンをバカにしていたチョン・イノンでしたが
実際に会ったケトンから渡された不正の記録を使ってユ・ヨンギョンを弾劾します。
ソンイは酒場に来たケトンの顔を見て、光海君と同じ相だと話します。
ある夜、久しぶりに宣祖から呼ばれたケトンは
産後でお仕えできない王妃のかわりはイヤ!とダダをこねつつ宣祖のもとへ。
寝言で王妃の名を呼びながら抱きついてくる宣祖を冷ややかに見つめてます。
その後王妃がお仕えできるようにると宣祖は中宮殿で夜を過ごし
その翌朝倒れてしまいます。宣祖が57歳のときのことでした。
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>(世子以外の王子は邪魔なので)殺されるわよ!
>と脅すケトン。臨海君はやるせない気持ちを海に向かって
>ぶつけてます。(なぜかかっこいい)
臨海君、なぜかかっこいいですよねー絵になるというか。
現代劇だとうってかわった善人顔でらして驚きましたが・・
ケトン発言も物騒とは思いますが歴史見ると正解ですね。
世子以外は・・というか世子になっても殺されるときもある
し!政治的には有能だったそうですが、このドラマでの
光海君、即位まではユ夫人とケトンにひっぱられまくって
いる感じがします(笑)。即位に関してある程度野心は
あるもののすぐくじけちゃうというか。そこで嫁と愛人の
激励でやっぱりがんばる!フローが出来ています(爆)
そんなとこも好きですけどね・・・^^
>王妃の名を呼びながら抱きついてくる宣祖を
>冷ややかに見つめてます
自分も光海君を思いながら寝てるから一緒だ、と言って
いましたね。こんなでも一人寝が嫌な宣祖は寂しかった
んでしょうか?性欲のため?(朝からすみませんー)。
それもこの話の最後であやうくなってしまいますが・・・
エロじいさんもいよいよかなあと思うと寂しくもあります。
こんな王様&夫はパスですけどね!(笑)