逆謀に加え、明の勅使が行方不明とあって、太宗(テジョン)は怒りまくり。
捕らえられたワン・アンは、逆徒の親玉は朝鮮の王イ・バンウォンだ!と叫び、
組織の秘密を守りぬいたまま舌を噛み切って自害しました。
吏曹判書パク・ウンは簡単に仲間を売るハン・ヨンノをちょっと軽蔑気味。
ワン・アンを口封じしようとしていたオク・ファンは海に向かって涙です。
明の勅使ファン・オムを連れ去ったのは忠寧大君(後の世宗)でした。
大君は勅使を大きな木のそばに連れて行き、仲のよい兄妹の話をします。
兄は脚の悪い妹を可愛がり、妹は兄のためにソバ粉の餅を渡していた・・・と。
その妹は、高麗から明へ渡った兄の帰りを今でも餅をつくって待ち続けており、
忠寧大君はファン・オムと妹を再会させました。
そして、明に貢物を用意したら犠牲になるのはあなたの妹を含む民だと説得。
ファン・オムが漢族でないことは誰にもバラさないと約束します。
ファン・オムは太平館に戻ると、すぐに交渉を再開させました。
元敬(ウォンギョン)王后は、世子を守ってくれと礼曹判書ファン・ヒに頼むと、
朝鮮の世継ぎはお前だけ!書筵(ソヨン)を開け!と酒びたりの世子を叱咤。
ファン・ヒは、人質をとるのは敵国、我々は兄妹国ではないですか!
水軍も火筒軍もつくります!倭国が来たら成敗します!と懸命に交渉。
納得したファン・オムは貢物として皇帝と血縁をつくるための若い美女を求めます。
やっとこさ交渉を終えたファン・ヒは、ニセ熟手姿のユン・フェとばったり♪
ファン・オムが軟化した理由を知った太宗は、ユン・フェを復職させます。
褒美はいらないという忠寧大君に、それじゃワシの気がおさまらん!と、
彼の望みを聞いてチョン・イルチを出世させ、内侍の給料をアップさせました。
パク・ウンは、釈放された儒生キム・ジョンソに、忠寧大君のおかげと吹き込み、
え?と驚くシム・オン(大君義父)に、大君の味方を増やすためと平然と答えます。
一件落着して帰宅する忠寧大君。内侍オム・ジャチは懐妊中シム氏の果物を用意。
思わぬ贈り物に驚くシム氏は、実はジャチが・・・と打ち明けられてあきれてます。
芸文館応教となったユン・フェ。不満げなピョン・ゲリャン。なだめるユン・フェ。
忠寧大君と師イ・スはユン家にお祝いに行き、筆をプレゼントします。
チャン・ヨンシルを置いて一人で帰宅した父を、もちろんダヨンは激しく責めます。
ヨンシルはそのようすをじっとうかがっていました。
再び使臣宴が催され、太宗とファン・オムがにこやかに女楽の舞を眺めています。
もし世子が人質になっても朝鮮には立派な王子がいますねとファン・オム。
重臣たちは耳ざとく大・反・応!し、皆の注目が忠寧大君に集まります。
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