愛妾・楚宮粧(チョグンジャン)が世子に愛をねだる姿を目撃した
上王・定宗(チョンジョン)は憤怒し、告発は本当だったのか!?と怒鳴ります。
謝ってください!と諭す忠寧大君(後の世宗)を無視する世子(後の譲寧大君)。
宮殿に戻った世子は太宗から大砲訓練の見学に連れ出されました。
世子様が銀瓶(貨幣)をくれたので大砲が増えました!と軍器監少監チェ・ヘサン。
予算節減の折の息子の行いを知った太宗は上機嫌になり、
余は服を売って金をつくろう♪そうだお前らは何を売る?と大臣に問います。
田畑を売ると吏曹判書パク・ウン。政務が仕事ですと領議政ハ・リュン。
バチバチと火花を散らす二人・・・。物心両面で奉仕せねば!というパク・ウンに、
じゃあ明への貢物の美女はそなたの一門から選べば?とハ・リュンが応酬します。
さて、元敬(ウォンギョン)王后は明に献上する美女をオーディション中。
ハン・ヨンノ(ダヨン父)は、中国への貢物を担当する進献色(チンホンセク)の
提調に出世していました。もちろんハ・リュンによる人事です。
そこへパク・ウンがやってきて、ハン・ヨンノを罷職してください!と進言。
でも王妃は、敵を裏切った者は称賛すべきと言って罷職には応じません。
中軍将キム・ハルロ(世子妃父)が民を押しかけさせ、奴婢弁正都監は人員不足。
増員を頼むシム・オン(忠寧大君義父)をハ・リュンは冷たくあしらいます。
じゃあ王に頼む!と怒るパク・ウンに、どーぞどーぞ♪と笑うハ・リュンでしたが、
会議で講武(カンム=軍事訓練を兼ねた狩猟大会)を提案し、都監増員を阻止。
パク・ウンは、ハ・リュンの不正を暴いてやるっ!!!息巻き、
王はやっぱり世子派なのか~とイ・スクボン&イ・ジョンムは噂します。
そのようすを見た礼曹判書ファン・ヒは芸文館応教ユン・フェに打ち明けました。
「奴婢弁正都監を牛耳れないと、功臣らは不正隠しのために無理な政策を立てる。
そのしわ寄せは民にくる。だから私は世子派に奴婢弁正都監を任せようとしたのだ。
ハ・リュンはパク・ウンらだけでなく忠寧大君をも消すだろう・・・」。
そのハ・リュンは、菊花酒を飲みに来ないかと知申事チョ・マルセンを招きます。
忠寧大君は、太宗宛の抗議の親書を邪魔し、上王に許しを請い続けていました。
お前が世子の罪をかぶるのなら許すと言われ、ついに承諾。
帰宅した忠寧大君は、心ここにあらずというようすで、
なぜ科挙を受けないのですか?と唐突な質問を師イ・スに投げて怪しまれ、
何があっても信じてくれるか?と妻シム氏に問いかけます。
ちなみにシム氏は、難しいけれど努力はします・・・と答えてました。
その頃宮殿では、世子妃が懐妊したといううれしいしらせを囲んで、
太宗・王妃・世子夫妻・孝嬪(ヒョビン)・敬寧君(孝嬪息子)がディナー中。
王妃は敬寧君に、ハン・ヨンノの娘(=ダヨン)との結婚をすすめます。
高麗側だったあの男の娘ですって~?と、孝嬪は怒りまくってます。
ダヨンはかんざし売りの露天で張り込んでチャン・ヨンシルと再会しました。
孝寧大君(二男)は、お前も兄を助けたいのか?と聞かれると、
いいえ今すぐ父上に世子様を告発して怒りをおさめてください・・・と言います。
入宮した上王は、“太宗にだけやさしい王子がいる”と妙な文句を言い、
今より頻繁に王子を上王殿によこせと太宗に要求しました。
そして世子と二人きりになると、お前には世子の資格はないが立派な弟がいる、
兄に勝る弟はいないと先人が言っているから今回だけは許してやると言い渡します。
二男の孝寧大君には、わしの心を見透かしていたお前が一番悪人だ、
世子にではなくあんな女に裏切られた自分に怒っていたのだ・・・とつぶやきました。
その後、世子と忠寧大君は海辺(川かも)で酒を酌み交わします。
女じゃなく逃げ場がほしかったのでしょう?とねぎらう弟に世子は礼を言うのでした。
上王は、出入りの商人(と思っている)オク・ファンに楚宮粧の殺害を依頼。
チョン行首らが夜の山道で楚宮粧の駕籠を襲うと、中には誰もいません。
そこへ忠寧大君が現れ、お互い顔見知りの両者は驚きます。
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キルサン、こんなところにいたのね!と驚きはさておき、この配役はちょっとね~です。長じてからの忠寧大君はこれまたゴツイし。性格は良さそうですが。
でも、川辺での兄弟まったりシーンは良かったですね。このまま仲良く平穏にいけばいいのになと思いました。
太宗が佐藤慶ばりでシブイ。「龍の涙」の太宗よりうんといいです~~。