第22話「完璧な布石」
陽阿皇女が催す宴に成帝が出席することになり、傅瑤は趙姉妹を向かわせました。
定陶恭王(康)は、「母を説得し妃とする」という手紙を舎人に届けさせますが、
舎人は趙飛燕のところではなくまっさきに傅瑤に届け、駆け落ちは阻止されます。
愛する飛燕が成帝の側室にされてしまうという企みを知り、馬を急がせる恭王。
しかし、飛燕は美貌と華麗な舞いで成帝の目にとまってしまった後でした。
傅瑤は飛燕に後宮の心構えを説き、息肌丸(3日毎に貼る老化防止薬)を渡します。
美人の位をもらった飛燕は、成帝の寵愛をひとり占め。
大切な鋤き初めをおデートで欠席し、翌日も風邪を理由に養蜂初めをさぼり、
許皇后の姉が飛燕の悪口を言います。急いで出席しようとする飛燕でしたが、
オバ宮女(傅瑤手先)が止め、成帝だけに信じられればいいのだと教えました。
寵愛は一時のもの、そのうち飽きるでしょう・・・と達観している王政君に、
養蜂初めを欠席した妃は減俸という決まりを許皇后の姉が思い出させます。
しかし成帝は飛燕に田畑を与え、一人だけ甘やかしちゃだめ!という母に反抗。
政治を伯父に譲ったんだからいいでしょっと開き直るのでした。
漢王朝を支配するのは“劉”ではなく“王”だ!と反抗してましたからねー
傅瑤は子供ができない嫁の丁姫に発情作用のある有加利を渡していますが、
肝心の恭王が病になっちゃいました。すると傅瑤はすぐさま長安に向かいます。
その長安では、王政君の父・王禁が逝去。
それでも永巷の日々は続き、皇后と妃は“好きな花”談義であてこすっています。
そこへ、病気の恭王を長安で診察させたいという傅瑤からの手紙が届きました。
何かを企んでいるに違いない・・・!と警戒する王政君。
けれども、長安にある傅瑤の別邸に到着した恭王はけっこう重病で、
傅瑤はかつての振る舞いを詫び、長安で療養させてほしいと王政君に跪きます。
弟と仲のよい成帝も都での療養を望み、王政君は臣下たちを説得しろと答えます。
飛燕が後宮を抜けて恭王の見舞いに来てますね。そして丁姫は懐妊したようです♪
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