粛宗27年、昌慶宮景春殿で復位後8年の王妃(仁顕王后)が35歳で崩御。
女官らはもちろん、粛宗も“水を浴びたように”服を濡らして泣いたそうです。
禧嬪チャン氏(オクチョン)もチョン尚宮も、王妃に復位できる!とワクワク。
人々もそう考えていたようで、殯殿に現れたオクチョンに平身低頭です。
粛宗はオクチョンが来るととっても憎憎しげに見つめてましたが。
王妃の病はそう重くなかったのに薬がきかなかった!典医は囲碁をさしてた!
典医を流刑してください!という上奏があがってきたものの、
亡くなった王妃も喜ばないだろう・・・と粛宗は流刑しませんでした。
納棺の儀式では長~いお言葉を読み上げて王妃をほめごろしにし、
陵号を明陵と定め、自分が崩御したときのために“右をあけとけ”と予約します。
貴人キム氏は泣いてばかりの淑嬪チェ氏に老論派の考えを伝えます。
少論は禧嬪を推戴するだろうから、老論は淑嬪を推したい・・・と。
下賎な出の自分が王妃になんてとんでもない!と淑嬪は拒否し、
かわりに老論の推す王妃候補を支持すると答えます。
お祓いの件で禧嬪を陥れようと迫るキム氏に、チェ氏はなかなか同意しません。
神堂を早く片付けてしまいたいものの、巫女によるとまだ霊が追い払えないらしく、
オクチョンの誕生日が来る一ヶ月後まで儀式が続くことになりました。
そしてオクチョン43歳の誕生日、やさしい世子夫妻がお祝いに来てくれます。
それだけでなく、これまでオクチョンを冷遇してきた二人の淑媛をはじめ、
提調尚宮や監察尚宮までお祝いにやってきました。
粛宗は、誕生日だから来て~という世子の願いをキ内官に聞かされてもガン無視。
それどころか、ヨニン君(チェ氏息子)に会いたいと宝慶堂を訪れます。
コ尚宮にせっつかれたチェ氏は思い切ってお払いの件をチクっちゃいました。
粛宗は一瞬激怒するも、お払いはよくあることだし呪ったという証拠は?と質問。
しかし夢の中に矢が刺さった王妃が出てきたのを思い出し、就善堂へと急ぎます。
8年ぶりのおわたりにオクチョンは感涙!キム尚宮の手をとり礼を言うほどです。
いそいそと食事を運び手作りの酒と料理で甲斐甲斐しくもてなすけなげな姿に、
粛宗は愛し合っていた頃を思い出し、怒りをどんどん解いていきます。
何度生まれ変わっても殿下の妻になりたい・・・と泣き濡れるオクチョンの、
涙の筋にそってキレイに取れたファンデーションにご注目で~す。
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妖婦ではキム貴人がちょろっと活躍したのが面白かったです。チェ氏を王妃はいくらなんでも…と思いますが。
少し前になりますが呪いの絵とお習字、ヘタウマでしたね。呪いだけにへんてこに描くのがいいのかな(笑)
もう一人の息子は出てきませんね。キムヘスでも出てこなかったから、無理ないか…。
しかし粛宗、子供じゃないんだから、何かかんがえがあるならともかくガン無視はやめたほうがいいと思います。見ててあきれます…汗
「朝鮮王朝の歴史」を読んでいたら、仁顕が廃位されたのと同時に仁敬も廃位されてるんですね、変なの(-_-#)という印象です。