粛宗7年(1681年)、山水画のような風景の中にある湖を小舟が漂っています。
岸辺には、何者かに刺されて虫の息の大司憲チャン・イクホンが流れつきました。
町の市場では、おてんばな女の子トンイ(同伊)が友達チャンマルと駆けっこ中。
勝ったのに「負けた」と言われたのが悔しくて、ご褒美の薬菓をくすねました。
逃げたときに遭遇したのが、大司憲。彼は牌札をトンイの鞄に入れて力尽きます。
父が検屍官のトンイは法医学に詳しく、役人の遺体の扱いに口を出してますよー。
死体を見てもこわくなかったとは男勝りだ~わっはっは!と話しているのは、
父チェ・ヒョウォン(崔孝元)と掌楽院勤務の兄チェ・ドンジュ(崔同周)です。
捕盗部長ファンを叱っていたのは、捕盗庁のソ・ヨンギ(徐龍基)従事官。
賎人であるトンイ父を心の師匠と慕っており、今回の事件の検死を依頼します。
大司憲の手にワカサギの鱗(うろこ)がついていたことや川の温度などから
名取裕子顔負けの分析で殺害場所を導いちゃうトンイ父がすごすぎます!
刑判イ・ジュホ、戸曹参判ハン・ジョンスら南人(ナミン)派が次々に殺され、
次はあなたの番では?と南人派の重鎮オ・テソク(呉太錫)にソ従事官が警告。
でも事件はオ・テソクの策略で、「剣契(コムゲ)」に罪を着せるつもりでした。
剣契とは、このころ世を騒がせていた、賎民で結成された秘密組織のこと。
彼らは厳しい主人から逃亡する奴婢を手助けるために暗躍していました。
ということで、大妃(明聖王后)たちの前で優雅な演奏会が開かれている中、
賎民たちが捕らえられ始め妓生ソリ(雪姫)がその混乱を心配そうに見ています。
両班を賎民が狙うなんてありえない!とトンイ父が剣契の悪事を従事官に否定し、
トンイは大司憲が残した「義禁府軍官カン・ジョンヒョク」の牌札を発見。
義禁府オ・ユン(呉潤=オ・テソク甥)が焦るも、ソ従事官が証拠を手にします。
市場で薬菓を買っていたトンイを見かけた導師キム・ファン(金桓)は、
天乙貴人の相をもつ彼女に殺気を感じ「人通りの多い道を歩け」と声をかけます。
パン村の家に無事に帰ったトンイでしたが、何者かに連れて行かれました。
トンイがさらわれる少し前、敵に襲われていたトンイ父は娘の危機を悟り、
チャ・チョンス(車天寿)をはじめとする剣契のメンバーを大集結させます。
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ワンドもキムジェヒョンワールド炸裂なら俄然興味が沸いてきました~、あのくどさ&ベタさが好きで…(誉めコトバです汗)