延礽君が世子の座を狙っているという噂のせいですか?とトンイ(同伊)が聞き、
噂をすぐ信じるようではまだまだですわ~と先輩面すると王妃(仁元王后)ムッ。
中宮殿から出たトンイに、チャン・ムヨル(張武流)が勝ち誇って声をかけます。
結婚して私家で暮らせばまた命が狙われる・・・と皆が恐れ、それは粛宗も同じ。
ですが王妃には名分があるので、延礽君の婚礼を強引に進めようとします。
私が解決します♪私も宮殿では古株ですよ♪とトンイは粛宗の動きを封じると、
揀擇(カンテク=王や王子の妃を選ぶこと)は私に任せてくださいと王妃に願い、
後宮の王子は母親が揀擇に関与したという昔の記録を見せて王妃を黙らせました。
オ・テプン(呉太豊)親子は家門再興のため親戚を揀擇に参加させる気マンマン~!
老論派が持ってくる名門家からの処女単子にトンイはなかなか首を縦に振らず、
儒者の大物で亡父は少論派の長だった前大提学パク・ドンジュの家を訪ねます。
皆は驚きまくり、王妃がイチャモンをつけようとするもトンイは取り合いません。
実はトンイのお目当てはパク家の子息を教えるソ・ジョンジェ(徐宗悌)でした。
彼は出仕もしてない進士で、科挙には受かっていても朝廷に興味がない人物。
雲鶴(ウナク)師匠の弟子でもあり、どんぐりを食べる延礽君とも遭遇済みです。
こうしてソの娘ヘイン(後の貞聖王后)と延礽君との縁談がまとまりました。
相手は進士の娘?賤婢出身の側室の王子にはぴったりだ♪とあざ笑う少論派に、
ソの家は“王気”が流れる場所にあるのだ!とパク・ドンジュが教えました。
彼の質素な家は実は成宗の父が住んだこともあり、宣祖もその書院で学んだとか。
懿敬世子(成宗父)みずから植えた樹齢250年の由緒正しい木も育つその家は
王位を継げない立場から王になった者が住んだとして民の注目スポットなのです。
迷信は怖くないが民心が怖い!そんな家には住ませられない!と少論派は考え、
ムリョル軍団が樹を抜こうとしていたところをチャ・チョンス(車天寿)が捕獲。
最近ムリョルに警告を与えていたナゾの人物はチョンスだったことも判明します。
チョンスは調べ上げたムリョルの不正の記録をカタに、あることを命じました。
後日、延礽君の出閤(チュラブ)を論じる便殿で、ムリョルが意外な発言。
福城君(中宗と敬嬪の息子)は嘉礼(ガレ)の二年後に出閤したというのです。
ってことで延礽君は結婚後も宮殿で生活。15歳になるまで床はお預けだそうです♪
延礽君が王位につくのが生き残る道だと考えているか?と粛宗がトンイに質問。
殿下の後を継いで王になる方は世子様だけです・・・とトンイは断言した後で、
ですが延礽君を救える道は延礽君もまた王になるしかありませんと答えました。
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