延礽君(ヨニングン) が作った菖蒲の花輪もむなしく王妃(仁顕王后)が逝去。
ソ・ヨンギ(徐龍基)率いる内禁衛はヒジェの部下を尾けて巫女の居場所を確認し
監察府は証拠の短刀がヒジェの特注オーダー品であることを突き止めました。
さて、母親同士の対立をよそに、異母兄弟の世子と延礽君はとっても仲良し。
延礽君は弟ではなく敵なのです!とオクチョン(張禧嬪)が世子を叱っています。
朝廷では、右議政イム・サンヒョンの統率のもとに南人派と西人少論派が結束。
粛宗に新しい王妃の任命を急かし、世子の母であるオクチョンを推していました。
(ちなみに亡くなった仁顕王后やトンイたちは西人老論派に属しています)
禧嬪が王妃になるのを阻止するために世子の病を公表しては!?と言われても、
仲のよい二人の兄弟を思うと心を痛めずにはいられないトンイ(同伊)でした。
「中殿の座は淑儀(トンイ)に任せてください。世子を包んでくれるでしょう」。
王妃から息を引き取る間際に託された願いを、粛宗が思い出していました。
禧嬪を信じられたらどんなにいいだろうか・・・とハン尚膳に打ち明けます。
王妃を呪った人形をオクチョンに返し、世子の病気は明かさないとトンイが断言。
「延礽君には権力でない人生を与えたい」「昔のように禧嬪様を信じたい」と説き
就善堂の調査を続けている監察府に調査を中止するようにと指示を出します。
そのころ粛宗はトンイを「嬪」に昇格させると決めていました(淑嬪の誕生!)。
トンイを王妃にするつもりだと推測した兵曹参判チャン・ムリョル(張武流)は
拘束していた内医女をソ・ヨンギに差し出しちゃいました。見事な風見鶏ですね!
トンイとムリョルは手を組んでいる!トンイの言葉は嘘だ!とヒジェは主張。
トンイの言葉を信じていたオクチョンは昇進が3日前に決まっていたと知ると、
宝慶堂へ行き「お前の申し出を承諾しよう・・・」とトンイに返事をしました。
皆の労をねぎらうために内医院を訪れてくれた世子を、スタッフ一同がお出迎え。
その隙に世子に頼まれた延礽君が薬房に入り、世子用の薬草をくすねました。
世子はついに自分が痿疾(ウィジル=子供ができない病気)であると知ります。
ある日、師匠と勉強中の延礽君が書袋の中に見知らぬ書物を見つけてびっくり。
題名を見た雲鶴(ウナク)キム・グソンもうろたえます。ヒジェの仕業ですね~。
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だから先生がなんて本を!と慌てていたのかと。
世子しか読むことが許されない帝王学の本だったのですね。
そういえば女人天下の時も福城君にこっそり帝王学を学ばせていた
敬嬪もこのことが問題視されて罰を受けるエピソードがありましたっけ。
今見ているのは吹き替え版なので字幕派の私としてはどこかの局で
短縮版でもいいので放送してくれないかなと願っております。