両班の家に遠慮なく押しかけていたナンジョン(「女人天下」)とは違って
謙虚なウォルレはホン・グギョン(洪國榮)宅へ乗り込むのをやめました。
そのホン家にはイ・ミョンソプが訪ねて親友同士で再会を喜びあっています。
ミョンソプは両班が僧侶(ムミョン大師)と付き合うことに反対しますが、
グギョンは大師と仲良く一緒にお寝んねしてウォルレを思い出しています。
その後、もうすぐ国からお呼びがかかると言い、大師はホン家を去りました。
王妃兄キム・ギジュがホン家を襲ったことをホン・インハンが掴み、
兄のホン・ボンハン(恵慶宮父)にホン一族の秘密を尋ねました。
しかしボンハンはそんな秘密は知らないと答えます。
前話から急に和緩(ファワン)翁主が恵慶宮ホン氏に擦り寄ってましたが、
庭で談笑する二人を見た王妃(貞純王后)がムカついて嫌味を言っていると、
英祖の具合が悪いというしらせが入りました。
結局は軽い風邪だったようですが、81歳の英祖の健康状態に皆は過敏になります。
父がホン家にお世話になったので科挙に受かった息子さんを出世させてください・・・
とチョン・フギョムに頼みこむ妓生スンジ。なんてイイ女なんでしょう!
官吏になるグギョンをおおっぴらに狙えなくなったキム・ギィジュは、
擬望(官職を望む者の名簿)にグギョンを載せず出世を阻もうとします。
しかしフギョムが、なんでグギョンの名がないんだ?とチェ正郎を叱り、
グギョンはめでたく承文院(スンムノン)副正字(プジョンジャ)に登用されました。
出仕したグギョンは、キム校理の使いで世孫(後の正祖)に謄録を届けます。
そなたに見覚えがある・・・と世孫に言われたグギョンは、
壬午年(少年時代)に沿道で見詰め合ったエピソードを切り出しました。
世孫はそれを覚えており(すごい)、グギョンにビビビッと運命を感じています。
その日、グギョンが帰宅すると、赤子を抱いたウォルレが部屋にいました。
スポンサード リンク