命召牌を持たない者は宮殿に入れるな!とホン・グギョン(洪國榮)が命じ、
息子ホン・ナギンの逮捕で駆けつけてきたボンハンをシャットアウトします。
官吏の登庁頻度が減るほど重要政務をグギョンがすべて独り占めし、
でっちあげで嫌いな人物を追放していると皆は噂しますが、そんな噂はなんのその。
謀反計画を知りながら黙認していました!とグギョンがナギンの罪を言い立てます。
しかし正祖はナギンへの実刑は下さず厳重注意にとどめました。
そして尋問の中で名前の挙がった
恩全君(ウンジョングン)が自殺しました。
左議政ソ・ミョンソンは、世孫時代の正祖の摂政を認める意見を表明し、
今は同徳会(トンドクフェ)という会合で毎年一回王を囲んで会食している人物。
グギョンの横暴に憤る大臣たちは、左議政に諫言を頼んでいます。
左議政はグギョンの過激さはマズイと思いつつ改革精神は認めているようで、
参上イ・ミョンソプを呼び、友人グギョンに助言しては?と話しました。
ただ一人の同門の親友としてグギョンに思いを打ち明けるミョンソプに、
自分が横暴とも独断とも思っていないグギョンは心外らしくきょとんとしてます。
一方イ参議(グギョン義父)は、権力に驕る婿に嫌気がさし、辞職を口にしました。
妓生スンジに説得され、ウォルレが乳母としてホン家で暮らすことになりました。
グギョン妻は“ウォルレは捨てられたクドゥルに乳を与えた恩人”と説明されます。
元嬪(ウォンビン=ナミ)から手紙を受け取ったグギョンは、さっそく深夜の宮殿へ。
法度を無視した行為です・・・と非難する尚宮に、目をつぶろうと正祖が話します。
長生きできそうにない、ムミョン大師にお会いしたいとさめざめと泣くナミでしたが、
大師は山を下りてくれず、ナミを殺したのは兄のお前だ!とグギョンに伝言します。
その後も元嬪は快復せず、ある日見舞いから戻ったグギョンは、
席をあけていたことでチェ参判(もと正郎)に責められ、殴ってしまいました。
ところで前話でナミがウォンビンではなくスクチャンと呼ばれていたようで
気になっていましたが、淑昌宮(スクチャングン)に住んでいるからなのですね。
いまだ竹簡に固執するキム・グィジュを、従兄弟キム・グァンジュが笑います。
竹簡なんかでグギョンの勢いを止められるわけがない・・・と。
キム・ヨン持平がゴキゲンうかがいのためかホン家に行くと、グギョン水浴び中。
グギョンの肩の刺青を目撃しちゃったキム持平が驚愕しています。