イサン第56話「裏切られた喜び」
孝懿(ヒョイ)王妃がくれた薬のことを話していたとごまかすホン・グギョンを、
注目されている今は医官に任せるのがお前のためと気遣うイ・サン(正祖)。
後に引けなくなったグギョン兄妹は、流産したことにしようと話し合いました。
チャン・テウ追放をもちかける大妃(貞純王后)をイ・サンがはねつけていると、
ミン・ジュシク逃走のしらせが舞い込み、宿衛所(スギソ)が捜査することに。
護送中のジュシクをさらって匿っているのは大妃とチェ・ソクチュなのですが、
そうとは知らないグギョンはチャン・テウの仕業として老論派を取り調べました。
ホン承旨の態度は目に余るものがあります!と老論派重鎮チャン・テウは抗議。
南人派のチェ・ジェゴンでさえもグギョンのやり方には不満を抱いているのに、
イ・サンはグギョンをかばい、グギョンの行為を全面的に認めるのでした。
助かりたい老論派の面々は、敵のグギョンをお酒でもてなしてご機嫌とり。
それなら今度からは殿下の政策に反対するなよとグギョンが釘を刺しています。
王室には懐妊を確かめるために艾醋湯(エチョタン)を飲むならわしがあるとか。
ですが妊娠してない元嬪(ウォンビン)は艾醋湯で起こるはずの腹痛が起こらず、
飲んだ後のようすを見に来た王妃に思わず不自然な言い訳をしちゃいました。
そして元嬪の誕生祝の宴の日に事件が起こります。元嬪がおなかを押さえて倒れ、
尚宮は用意していた血を撒き、医官も協力し、皆の前で流産を演出したのです。
恵慶宮(イ・サン母)は気を失い、イ・サンはなぜかグギョンに謝っています。
目覚めた恵慶宮は流産の原因調査を命じ、真実を告白すると御医が言い出すと、
前もってパク・テスに調べさせておいた弱みをネタにグギョンが御医を脅します。
御医とグギョンが密談していたと尚宮から聞いた大妃は、ピン!ときたもよう。
やがて御医は「王妃様が贈った薬が原因です」とイ・サンに嘘を報告しました。
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