イサン第37話「失われゆく記憶」
貞純(チョンスン)王妃がさめざめと泣きつつ英祖(ヨンジョ)に認知症を告知。
兄キム・ギジュの赦免についても「知りませんでした」とだまくらかしつつ、
殿下のお世話をするのはこの私しかおりません!と訴えまくりました。
英祖が受けたショックは大きく、世孫イ・サン(後の正祖)の接見も拒否。
医官に自分の症状を問いただし「悪くなる一方で回復の見込みはない」と知ると、
自分の日常の言動の一挙手一投足を詳細に記録しろと史官に命令しました。
王妃やギジュの件を尋ねるイ・サンには「今はまだ何も話せない」と答えます。
赦免されたキム・ギジュは外戚なだけあってすぐさま勢力を盛り返します。
王妃が復活しそう!どーなってるの?状態のファワン(和緩)翁主が会合を開催。
すると王妃が来ていてギョッ。重臣たちも手のひらをかえしたように王妃に従い、
つまみだされて納屋に閉じ込められたファワンはひれ伏すしかないのでした。
やさしい嬪宮キム氏(イ・サン正室・孝懿王后)はソン・ソンヨンに薬を下賜。
やがて図画署(トファソ)に復帰したソンヨンがお使いで地図を大殿へ運ぶと、
英祖はソンヨンだけを部屋に残らせて地名の暗誦ごっこに付き合わせました。
地図を覚えたり、人払いして診察したり、王妃が実家の医官を呼んだり・・・。
そんな一連の出来事から、ホン・グギョンが英祖の認知症に気づきはじめます。
そんなグギョンの前にギジュが現れ「いつかの報復だ!」とボコボコにしました。
死んだ息子・思悼世子(サドセジャ)の夢にうなされるようになった英祖。
ある日、政務報告会議(←英祖が任せた)をイ・サンがとりしきっていることや、
永祐園(ヨンウウォン=思悼世子の墓)の補修が論じられていることに激怒します。
さらに、思悼世子のことを思わず「父上」と呼んだイ・サンのことを叱責し、
罪人の子は罪人!お前の父は孝章(ヒョジャ)世子のはず!と怒鳴るのでした。
(イ・サンは亡き伯父の養子になることで王位を継ぐ正統性を確保しています)
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またチョンスン王后が思いのままにして、所々でほくそ笑むのを見てホントにイライラします。
(「イ・サン」はそんなイライラハラハラするような所がたくさんあるので
私にとっては見てて疲れます。面白いのは確かですけどね(^_^;A)
ガイドブックを見ればわかりますが
この後チョンスン王后に謀反を起こされ、サンの大ピンチになるので見るのがイヤになります…
…が、見てしまうのがドラマ好きの悲しい性分で(笑)