イサン第69話「清国との対立」
科挙に首席合格したチョン・ヤギョンは、宴会の後にイ・サン(正祖)と謁見。
王様は堅物だぞと奎章閣(キュジャンガク)パク・チェガらが冗談で脅します。
イ・サンとヤギョンは会うなり大明律やら天文学やらについての議論を白熱。
その夜のイ・サンは食事もとらずソン・ソンヨンの部屋にも行きませんでした。
どの部署も選べるのにヤギョンが志望したのは冴えない中枢部(チュンチュブ)。
赴任早々たくさんの書物を運び込み、上司にテキパキと作業を命令した上、
「吏曹の横暴を防げ」だの「官吏を減らせ」だのと提案して重臣たちがムカーッ。
若造(しかも南人派)のくせに生意気なことを!とチャン・テウが怒りますが、
意外と低姿勢で謙虚に対応するヤギョンの姿にチャン・テウの勢いがそがれます。
しかもヤギョンは「チャン・テウさまの文集をお貸しください」と願い出ました。
悪質な高利貸し「甲利(カムニ)」の動きをひそかに探っていたパク・テスが、
借金のカタに民を清国に人身売買する現場をおさえて一斉逮捕に成功しました。
その折、清国の使節団が入国し、ソンヨンは芸府司(イェーブサ)の長官と再会。
(かつて清に絵を学びに行ったときに金剛山の絵を認めてくれたおえらいさん)
イ・サンは人身売買の罪で捕らえた清国の商人の解放を大使から求められました。
しかしイ・サンが拒否すると、大使は兵をつれて捕盗庁に押しかけて威嚇します。
その大使チャン・ウォンミンと清国留学時代に知り合っているソンヨンが
解決の糸口を探ろうと外出を願うも恵慶宮(イ・サン母)は許してくれません。
清国の罪人を朝鮮の法律で処罰できる前例がないかと調べまくったヤギョンは
皇帝の勅書を要求すればその間に罪人を罰することができると発見しました。
イ・サンに勅書を要求された大使は「じゃあ今ここで勅書を書く!」と答えます。
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