イサン第54話「側室の懐妊」
「ホン・グギョンが関わったのはミン・ジュシクをボコった事件だけだ!」。
イ・サン(正祖)はこう断言すると、証拠として三人の重臣の名前を挙げました。
(戸曹判書イ・フンソク、礼曹参判カン・ハクス、戸曹参判ミン・ウテ)
無実のグギョンが義禁府にいる間に真犯人が彼らを襲うはずだというのです。
外戚が大嫌いなチャン・テウは、義禁府まで行ってグギョンを罵りまくりました。
そんなとき、前述の三人ではないものの、工曹参判が襲われるという事件が発生。
パク・テスたち三人組に警護させた結果、両班に妹を殺された奴婢が捕まります。
どうして犯人がおわかりになったのですか?と質問するホン・グギョンに、
そなたが作った奴婢制度の改革案が手がかりになったと名探偵イ・サンが説明。
遺体に書かれていた「又」のひとつは実は「女」であり、合わせると「奴」。
工曹参判は推刷都監(逃げ出した人々を捕らえる部署)で働いた経験があり、
奴婢にひどい扱いをしていることで有名な人物だったことから推測したのです。
「でもミン・ジュシク事件は許してないよ!罰として奴婢制度改革よろしく!」。
勝手によろしくやってよと言いたくなる蜜月っぷりのイ・サンとグギョンでした。
解放されたグギョンは、奎章閣の庶子を狙った首謀者ミン・ジュシクに宣戦布告。
ミン・ジュシクの悪事を知ったチャン・テウは、叱り飛ばして追放しました。
チャン・テウが邪魔なグギョンは、大妃(貞純王后)を訪ね、ある上奏文を入手。
かつてチャン・テウが匿名で「英祖が兄の景宗を毒殺した」と訴えたものでした。
屏風絵を描くソン・ソンヨンに元嬪(ウォンビン)がイチャモンをつけまくり、
絵の具をぶちまけてビンタする途中でオエーッと苦しみ出しました。ご懐妊です!
お祝いを言うソンヨンに、イ・サンが思わせぶりなセリフを吐いてますよ♪
奴婢をさっさと解放するなんてグギョンの横暴だ!と抗議するチャン・テウに、
それってオレの指示だし!ついでに解放制度も計画してるし!とイ・サンが反撃。
その後、大妃が訪ねてきてイ・サンが驚いていると、グギョンまで現れました。
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