イサン第17話「決死の身代わり」
貞純(チョンスン)王妃と恵嬪(ヘビン)と嬪宮キム氏(孝懿王后)がお出かけ。
途中のお寺で「嬪宮の懐妊を祈っている」ファワン(和緩)翁主に遭遇します。
王妃はその心がけをほめつつ、ファワンのけなげさアピール大作戦だとお見通し。
あーら宮殿のことにえらく詳しいのねえ?と恵嬪がすかさず突っ込んでいます。
行幸先で病に倒れた英祖(ヨンジョ)は、体力もないので村で回復を待つことに。
やがて目を覚ますと、先に宮殿に戻るのが東宮の使命だとイ・サンに命じます。
同じ頃、老論派チェ・ソクチュたちは貞純王妃からの指示を受け取っていました。
「回復の見込みがなければ、世孫が即位するから宮殿に戻すな(=始末しろ)」。
当然イ・サンたちも刺客の存在を予想しており、無事に都へ戻る作戦を練ります。
都への道は2つあるから片方の道を囮に行かせるというホン・グギョンの提案を、
自分の身代わりになった護衛官が狙われるから絶対ダーメ!とイ・サンが却下。
しかしグギョンはあきらめず、ある書状をカン・ソッキに持たせて発たせました。
疫病の村で仕事がなくなった図画署の面々が、ぶつぶつ言いながら器を煮沸。
その夜、お互いを意識しはじめたソン・ソンヨンとイ・サンがばったり会います。
皿拭きまでさせて苦労かけるなと稼ぎの悪い夫のような言葉をかけたイ・サンは、
宮殿に戻る自分には不要だから・・・と内医院が処方した高級丸薬を渡しました。
そのようすを物陰から見ているパク・テスがちょっぴりかわいそうですね。
都へ向かうイ・サンご一行が、グギョンや内官ナム・サチョのすすめで途中休憩。
タラグォンの道で行きましょう・・・とグギョンがイ・サンに話している頃、
世孫の服を着たテスと護衛官たちが楊根(ヤングン)の道を駆けていました。
やがて「あれ?護衛官が少ない?」イ・サンが気づくも、とっくに出発済み。
テスたちは予想どおり刺客におそわれ、しかもたった8人なので絶対絶命でした。
そこへ大勢の援軍を連れたカン・ソッキが登場し、すんでのところで助かります。
自分の代わりに傷を負って戻ったテスの手を感謝を込めて握るイ・サンでした。
さて、薬を積んだ清国の船が高波に阻まれてしまい、待てども到着しません。
イ・サンはやきもきしながら薬を買い集めさせ、内医院を村に派遣しろと命令。
内医院の医員は殿下のために使うべきです!と貞純王妃がイチャモンをつけます。
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