イサン第31話「父の教え」
世孫イ・サン(後の正祖)が無断外出し、「行方不明!?」と宮殿は大騒ぎ。
恨みを抱くなという父の遺言を思い出したイ・サンはほどなくして戻りました。
梅の絵を描いて英祖(ヨンジョ)に絵の腕前をほめてもらったソン・ソンヨンは、
茶母(タモ)の私が画員になれたのは世孫様の政策のおかげですと話しました。
ソンヨンは夜伽をしたのか!?と画員イ・チョンが騒ぎ立てている頃、
図画署(トファソ)には英祖からの梅の絵のご褒美がどっさりと届きました。
中宮殿を一歩も出ず死んだように暮らせと命じられた貞純(チョンスン)王妃。
すぐさま孤立し始め、お付きのカン尚宮も宮中で相手にされなくなりました。
養子チョン・フギョムを世孫のかわりに世継ぎにしたいファワン(和緩)翁主が
老論(ノロン)派の面々を集めて会合をしていると、そこへ王妃が登場。
ですが重臣たちの態度は以前とは異なり、ファワン翁主も冷たく追い返します。
いつの日か血の吐く思いで命乞いをさせてやる!と言い捨てて去った王妃は
宮殿に戻ったところでイ・サンとばったり会ってうろたえるも無視されます。
英祖は再びイ・サンに政を任せることを表明しましたが、イ・サンは辞退。
英祖はそれを認めず「敵を根絶やしにせよ」とホン・グギョンにも念を押します。
もう争うのに疲れた・・・とやる気のなさそうなそぶりのイ・サンに代わり、
ホン・グギョンは護衛官パク・テスたちに老論派の徹底的な調査を命じました。
一般ピープルの服に着替えたイ・サンはテスとソンヨンを町の酒場に呼び出すと、
私が幸せだったのは3人でいたあの頃だけ・・・とへべれけになって話します。
イ・サンが平民姿で外出したと知った恵嬪(ヘビン)ホン氏は息子を諌め、
酒場にソンヨンがいたと知った嬪宮付きキム尚宮は恵嬪に言いつけちゃいました。
「老論派に直接的に復讐するのではなく、平等な人材の登用を推進する」。
イ・サンは護衛部隊長チェ・ジェゴンとホン・グギョンに考えを打ち明けると、
実は儺礼戯事件の調査をまだしているんだ♪と話してチェ・ソクチュをプチ脅迫。
フギョムは清国へ行く冬至使の使節団に加わってしばらく都を離れようとします。
そんなある日のこと、恵嬪ホン氏が嬪宮キム氏とソンヨンを呼び出しました。
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