イサン第18話「握りつぶされた王命」
「今は病気の蔓延を防ぐのが大切なので、内医院の医官を村に派遣するのです。
殿下のことは主治医に任せます。今は私の言葉を王命だと思ってください」。
世孫イ・サン(後の正祖)に説かれた貞純(チョンスン)王妃がワナワナお怒り。
イ・サンは宮殿に来た叔母ファワン(和緩)翁主のこともつれなく追い返します。
宮殿でイ・サンに好き勝手させたくないチェ・ソクチュとチョン・フギョムは
医官を無理やり説き伏せて行幸先から英祖(ヨンジョ)を連れて戻ってきました。
英祖は不在中の政事をほめてくれ、イ・サンを摂政にするという宣旨を下します。
しかし王妃がその宣旨をもみ消し、老論(ノロン)派の面々を叱咤しました。
皿洗いをサボるために疫病にかかったフリをしていた画員イ・イチョンが帰還。
イ・サンの身代わりとなって傷を負ったパク・テスも自宅に戻ってきました。
崩御した場合のこともそろそろ考えては?とホン・グギョンがイ・サンに提案。
なんと不敬なことを!と叱られますが、同門の学友たちを取りまとめ始めました。
それが災いして「イ・サンが朝廷を掌握しようとしている」という上奏が続出。
さらに王妃とファワン翁主らが用意した民間薬を英祖に飲ませるのに御医が反対し
イ・サンもその御医の意見を支持したことで、新たな噂が流れるようになります。
その内容は「英祖が死ぬのを望んでいるイ・サンが薬を飲ませない」というもの。
もちろんチェ・ソクチュやチョン・フギョムたち老論派が流した噂でした。
悪い噂が大きくなったのも自分の責任・・・とグギョンがフギョムの家を訪問。
イ・サンが即位すれば老論派に痛手だろうがこっちの準備は整っていないから
英祖が長生きすることが両派にとっていいことなのです・・・と説得すると、
民間薬の安全性を確認したうえでイ・サンに民間薬使用の許可を求めました。
何かあったらただじゃすまない!とイ・サンがソクチュ&フギョムを脅します。
こうして民間の処方でできた薬を飲んだ英祖が、高熱を出してしまいました。
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この話、最初のサンの王妃やファワンに対する勢いにちょっとスッキリしますね♪
>民間の処方でできた薬を与えられた英祖は、高熱を出してしまいました。
この辺、「ホ・ジュン」や「チャングムの誓い」後半を思い出します。
ホ・ジュン、チャングムが治療すると、
必ず患者の容態が思い切り悪くなりジュンもチャングムもピンチに陥るんです。
で、処刑寸前で、あんなに悪かった患者の容態が一気によくなり万事一件落着♪
とってもワンパターン♪(いや、別に悪い意味ではありません)
「イ・サン」のこの話のこのシーンでそれを思い出して、
「お~!今回は主役側と敵側の立場が逆転した!」
と、少し新鮮な気分になりました(^^)