イサン第29話「追い詰められた虎」
貞純(チョンスン)王妃が敵の黒幕だとは信じられないイ・サン(後の正祖)。
母の恵嬪(ヘビン)ホン氏も驚きを隠せません。(ギジュがあんな風なのに?)
図画署ではタク・チスが王を描く絵師に選ばれ、落選したイ・チョンはがっかり。
ソン・ソンヨンの実力を認めているタク・チスは、宮殿への随行を頼みました。
事態を収拾しないとお前たちを告発するわよ!と貞純王妃に脅しつけられ
キリキリしているチョン・フギョム(ファワン養子)にある手紙が届きました。
それは、爆発事件の証人である軍器寺(クンギシ)の役人が助けを求める手紙。
実はその役人はすでに自害していたのですが、手紙はそれを隠した罠でした。
イ・サンが司憲府(サホンブ)執義(チビ)ホン・グギョンに命じた作戦でした。
焦っているフギョムは、手紙を疑いもせず、呼び出された場所へ部下を派遣。
そこへイ・サンがみずから出動して待ち構え、フギョムの配下を捕らえました。
すぐさまファワン家が捜索され(口実はファワンと専売商人との結託告発)、
「老論(ノロン)派の金庫番」ファワン(和緩)翁主の金の流れに迫ります。
フギョムはグギョンを呼び出し「我々は虎(=黒幕)の手先に過ぎない」と告白。
裏金一万両は儺礼戯(ナレイ)の事件とは何の関わりもないと話しました。
そこでグギョンがギジュの自白を引き出して、英祖(ヨンジョ)の前に連行。
自分は思悼世子(サドセジャ)を死に追いやったと思われているから
イ・サンが王になって復讐されるのが怖かった・・・とギジュは罪を認めた後、
王妃の潔白を主張しようとして、王妃が暗殺計画を知っていたと口を滑らせます。
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