イサン第75話「華城への行幸」
水原(スウォン)の華城(ファソン)はチョン・ヤギョンの功績で30ヶ月で完成。
節約もできた♪とイ・サン(正祖)は喜び、ヤギョンを承旨に昇進させました。
パク・テスとカン・ソッキも軍に格上げされた壮勇営(チャンヨンヨン)で昇進。
昇進できず酔って荒れるソ・ジャンボに、老論派ミン・ジュシクが近づきます。
自分のかわりにソ・ジャンボを隊長にしてくださいとテスがイ・サンに願うも、
あいつは勤務成績が悪くて協調性に欠けるからダーメ!とはねつけられました。
水原への朝廷一部移転は両班の基盤を揺るがします・・・とチャン・テウが意見。
ですが以前のように激しい反対はせず、イ・サンの改革案に黙って同意します。
恵慶宮ホン氏の還暦バースデーに合わせて新しい華城をお披露目することや
顕隆園(ヒョルリュンウォン=思悼世子のお墓)への行幸が決定しました。
「この晴れやかな行事を一緒に過ごせたらどんなによかったことか・・・」。
イ・サンと孝懿(ヒョイ)王妃が、それぞれ宣嬪と元嬪のことを思い出します。
舟橋(ヤギョン考案)を渡る華やかな王の行列が、沿道の民を感嘆させます。
ところが立ち寄った龍珠寺(ヨンジュサ)でイ・サンの暗殺計画が発覚しました。
ソ・ジャンボがミン・ジュシクらの計画をテスたちに知らせていたからです。
ミン・ジュシクはあえなく捕まり、チェ・ソクチュたち重臣は逃亡しました。
「連中の尻尾を出すよう仕向けるのだ」と以前イ・サンがつぶやいていましたが、
カン・ソッキが昇進できず荒れまくる部分そのものから作戦だったのです。
こんなに簡単に捕まるなんてお粗末な謀反だな~とテスが不思議がったとおり、
本当の謀反は華城で行われる夜間訓練で行われる計画が立てられていました。
夜間訓練の警備の配置が変わったことにふと思い当たったソ・ジャンボは、
龍珠寺での襲撃は自分たちを安心させるための罠だったのだと気づきます。
夜間演習は進み、華城のすべての松明がいっせいに消され、暗闇に包まれました。
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