イサン第35話「異変の幕開け」
帰国したチョン・フギョム(ファワン養子)はチェ・ソクチュの裏切りに呆然。
したり顔のホン・グギョンがフギョムをおちょくるようにして脅しつけます。
今は老論(ノロン)派が生き残ることが大事!とチェ・ソクチュは会合で訴え、
フギョムは彼と結託する重臣を知ろうと尾行をつけて護衛官たちに阻止されます。
内侍ナム・サチョは、命を狙った敵をイ・サンが処分しないのが納得できません。
南人(ナミン)派や庶子を積極的に登用するイ・サンを英祖(ヨンジョ)も黙認。
老論派の危機!と思ったファワン(和緩)翁主はいそいそと英祖の肩をもみながら
イ・サンの政策についての意見を英祖に聞いてこっぴどく叱られちゃいました。
貞純(チョンスン)王妃は尚膳を脅しつけつつ丸め込んで認知症を隠しつづけ
タイミングを見計らって英祖のところへ行くと兄キム・ギジュの復帰をお願い。
すぐさまその場に都承旨を呼びつけて召還の通達を書かせてしまいました。
ブツがないことを食堂の女将マクソンにしられたパク・タルホ(テス叔父)は
失恋のショックで一時期寝込んでいましたがどうやら復縁?する兆しアリです。
イ・サンに頼まれたパク・テスが、ソン・ソンヨンのようすを探りに清国へ。
清では大きな政変が起こっており、芸府司(イェーブサ)の長官が変わり、
その影響で芸府司を追い出されたソンヨンは行方知れずになっていました。
イ・サンは必死でソンヨンを捜索させ、清の機関にも協力を求めるほど。
その姿をみた嬪宮キム氏はソンヨンが清へ行ったいきさつを打ち明け、
ソンヨンが喜んで清へ行ったと思っていたイ・サンは驚きに包まれます。
実はソンヨンは、遠い清から一人で極寒の中を歩いて帰国していました。
やがて雪道で行き倒れていたところを発見され、「命が危うい」と診断されます。
駆けつけてきたイ・サンは、昏睡状態のソンヨンをぎゅっと抱きしめるのでした。
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