イサン第59話「悲しみの行方」
危篤の元嬪(ウォンビン)を見舞おうと淑昌宮へ向かう孝懿(ヒョイ)王妃を、
謹慎中の側室を見舞う必要なし!と恵慶宮(イ・サン母)がぴしゃりと止めます。
イ・サン(正祖)とホン・グギョンは清国の使節団に関する大切な会議に出席。
ホン・グギョンは議題を強引にそらしてチェ・ジャゴンにたしなめられつつ、
清の商人が市場を独占していることや通訳官が利益を老論派に流していること、
イ・サンの昨晩の狙撃に清の銃が使われたことを指摘して捜査の許可を得ました。
事件の黒幕は老論派だ!とにらんで宿衛所(スギソ)に調べさせるグギョンに、
老論派ではなく王政に反対する輩の仕業だと大妃(貞純王后)が指摘します。
そんな中「殿下に男の子を生んで差し上げたかった」と言い残して元嬪が他界。
妹が死んだのは王妃のせいと思っているグギョンは面と向かって王妃を責めます。
市場で画集を選んでいたソン・ソンヨンが、夜道で助けてくれた若者と再会。
若者はなぜかソンヨンが画員だと知っており、画集をプレゼントしてくれました。
なぜなら彼はソンヨンと幼い頃に生き別れたままの弟ソン・ソンウクなのです。
姉に身分を明かさないソンウクは、改革を志す仲間とつるんでいるようです。
元嬪を死なせたことをグギョンに詫びたイ・サンは彼に無理やり休暇を与え、
奎章閣(キュジャンカク)のガリ勉くんたちに弓矢を教え始めました。
妓生房にこもり悲しみを紛らわしていたグギョンでしたが、ある日いきなり登庁。
狙撃犯である逆賊を捕らえるために、部下を率いてある場所へと向かいます。
行き先はソンウクたちの会合場所。集っていた仲間が次々に捕らえられていく中、
矢に討たれつつも命からがら逃げ延びたソンウクを、ソンヨンが発見しました。
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