イサン第9話「9年前の約束」
世孫イ・サン(後の正祖)の筆跡と玉印を真似た通達(王命書)が偽造されたうえ、
ごろつきたちだけでなく彼らを護送した役人たちも遺体となって発見されました。
重臣から疑いを向けられ、上奏文もぞくぞくと提出され、窮地に陥るイ・サン。
英祖(ヨンジョ)は刑曹判書ホン・イナン(イ・サン大叔父)に捜査を命じます。
するどいチョン・フギョム(ファワン養子)は、ある疑いを抱きはじめていました。
「慎重なイ・サンが強硬に兵を動かしたのには何か特別な理由でもあるのでは?」。
実家で養生中だった嬪宮キム氏(イ・サンの正室で後の孝懿王后)が宮殿へ戻り、
色とりどりの美しい梅雀菓(お菓子)をイ・サンに差し入れました。
「図画署(トファソ)の茶母(タモ)が手伝ってくれたのです・・・」。
嬪宮がそう話すと、イ・サンはうれしそうにうなずくのでした。
パク・テスや叔父パク・タルホは、ソン・ソンヨンの行方を引き続き捜索中。
海美(ヘミ)での鉱員募集の貼紙で犯人をおびき出し、遊郭へ売られると知ります。
内侍ナム・サチョがイ・サンの通達を見せて兵士を動員させようとするも、
先日起こったニセ王命書事件の影響で「本物?」と疑われ役人に拒否されます。
そんな折、ソンヨンがいないと仕事が困る~と画員イ・チョンがパク家を訪問。
そういえば遊郭でソンヨンの声を聞いた気がしたよ・・・?と思い出してくれ、
テスがすっとんでいきソンヨンを危機一髪のところで救出しました。
「王命書はイ・サンの筆跡である」という図画署の判定が英祖に伝えられます。
そこへ(本当は反イ・サン派の)貞純(チョンスン)王妃が来て、世孫をかばうと、
世孫を信じてなければとうの昔に見捨てている・・・と英祖が答えました。
チョン・フギョムを呼べ!と部屋を出た途端に王妃がおっそろしい声で命令します。
解放されたソンヨンは、深夜にもかかわらず図画署で一人、お仕事に励みます。
するとイ・サンが図画署へ入ってきて、ついに再会を果たす二人。
一度も忘れたことはなかった・・・というお言葉に大カンゲキするソンヨンでした。
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