イサン第47話「初めての試練」
イ・サン(正祖)暗殺に関わった人々が軍器寺で斬首され、その他は流刑に。
みずから附子(毒)を飲んだ貞純(チョンスン)大妃は命を取りとめましたが
緘口令の甲斐もなくまたたくまに大妃の事件が人々の知るところとなります。
弟ホン・イナンを助けたい恵慶宮父ホン・ボンハンはチェ・ソクチュを巻き込み、
イ・サンのことを「親族を罰する人の道にそむく王」として世論を動かしました。
義禁府のファワン(和緩)翁主からそれを聞いた恵慶宮は父に激怒!します。
大妃の処分撤回を求めるために地方から儒生たちが、押し寄せてきました。
ですがイ・サンの断罪の覚悟は固く、老論派の訴えを会議でことごとく退けます。
そこへ毅然とした態度の大妃が登場し、一同が驚愕するような発言をしました。
「自害だの尋問だの事実無根です!むしろ殿下は罪人である私を気遣っている」。
生き延びたい大妃の“政治”だと悟ったホン・グギョンは、処分の保留を進言。
グギョンの提案を飲むことにしたイ・サンは大妃にきっぱりと宣言しました。
「天寿を全うしたいとお考えなら、何も望まず、逆心を抱かないでください」。
ホン・イナン、キム・ギジュ、チョン・フギョムたち老論派の配流→賜死が決定。
手下の脇役イ・テソクやオ・インチョルにも同様の処分が言い渡されました。
ファワン翁主は平民に降格されて流刑地の粗末な小屋で軟禁生活を送ることに。
フギョムは慶源に来たグギョンと酒を酌み交わした後、潔く賜薬を飲みます。
(このとき「フギョムの実の父が漁師だった」というセリフがありましたね)
孝懿(ヒョイ)王妃がソン・ソンヨンをイ・サンの側室にするつもりですね~。
もちろんキム尚宮が反対していますが、ぴしゃり!と叱られちゃいました。
粛清を終えたイ・サンは、奎章閣(キュジャンカク=王立図書館)の建設に夢中。
即位の際に功績のあったパク・テスたち護衛官の昇進はたった一品だけでした。
ホン・グギョンが不審がる中、イ・サンはテスを奎章閣建設地に連れて行くと、
「私を信じてもう少し待ってくれないか?」と晴れ晴れとした笑顔で話しました。
スポンサード リンク