イサン第48話「改革の始まり」
国王直属の軍隊である宿衛所(スギソ)の創設をホン・グギョンが提案しました。
グギョン選りすぐりの人事を「気に入らない」と言ってたイ・サン(正祖)は
グギョンを司憲府(サホンブ)執義(チビ)から都承旨(トスンジ)に昇進させ、
さらに宿衛所隊長と兼務させることにしたので、グギョン自身さえビックリ!
吏曹判書チェ・ソクチュはじめ護衛官三人組も反発を覚えるほどの寵愛ですが、
三人は後で右洗馬(ウセマ)から宿衛所の指揮官(従五品)に大出世します。
息子の即位に尽力したグギョンと家族を呼んで恵慶宮ホン氏がねぎらいました。
そこに同席していたグギョンの妹に恵慶宮の父ホン・ボンハンが目をつけ、
殿下の側室にしては?と言い出しています(ホン同士で同じ一族なんですよね)。
孝懿(ヒョイ)王妃はその気配を察したのか、ソン・ソンヨン側室化活動を開始♪
イ・サンとのお茶にソン・ソンヨンも同席させてこれまでの功をアピールします。
あの茶母(タモ)ごときを側室にするとは言語道断!と恵慶宮はもちろん反対。
後宮選びで私の存在感を見せねば!と貞純(チョンスン)大妃がメラメラします。
図画署ではタク・チスとイ・チョンが司勇(サヨン)から画史(ファサ)に昇進。
パク・タルホ(パク・テス叔父で元内侍)は酒場の女将マクソンとの結婚を決め、
昇進したテスはそろそろソンヨンにプロポーズしたいのですが言い出せません。
官吏の間でいまだ老論派が幅をきかせ他派閥を疎外していると知ったイ・サンは
奎章閣(キュジャンカク)の直提学(責任者)に
あの老人キ・チョニクを抜擢。
(奎章閣は王立図書館なので「清の貴重な書籍2万冊」でご老人を釣ってました)
優秀なのに出世できないパク・チェガたち庶子を実務にあたらせることにします。
チョニクはお礼を言いながらも「きっと老論派に邪魔されて追放される」と予測。
予想通り老論派が反発しますが、イ・サンは彼らの国政独占を強く責めました。
さらに科挙で新たに2000人を登用すると発表したので老論派は大憤慨!です~