「王と妃」あらすじの33話でキム・ジョンソが壮絶な死を遂げました。
演じた俳優(チョ・ギョンファン)さんは
「大長今 宮廷女官チャングムの誓い」のオ・ギョモ役の方。
「チャングム」のときはただの悪代官役といった
イメージしか持っていませんでしたが、
「王と妃」では老獪なのか忠誠なのか途中までわからないやや怪しい役で
存在感もあってとっても魅力的でした!
最初に「王と妃」でキム・ジョンソを見たときに
「大王世宗」のイケメン系キャラだったジョンソがこんなおっさんに!?と
いささかショックを受けたのを謝りたいです。
(「大王世宗」のときのジョンソは地方の不良ギャルと心を通じ合わせて
女真族征伐で活躍するほのぼの系正義感キャラでしたので)
ということで今回は、世宗時代後半の国防を担った代表的な人物として
『朝鮮王朝実録』でも一項目が割かれている
キム・ジョンソ(金宗端)についてまとめてみました。
キム・ジョンソは高麗時代の恭譲王2年(1390年)生まれ。
字は国卿(クッキョン)、号は節斎(チョルチェ)。
出身地は順天(スンチョン)で父のキム・チュは都制(トチョンジェ)でした。
ドラマでは軍人のイメージが強いのですが
太宗5年(1405年)に15歳で文科に合格した文臣出身でした。
太宗15年(1415年)には尚端院直長に就任します。
この頃の若きキム・ジョンソが
屋根に昇って抗議していたエピソードが
ドラマ「大王世宗」に出てきますね。
「三峯会」という組織にも属していたようです。
ちなみに
屋根に昇ったのは一度だけではありません。「王と妃」以前の私の中でのキム・ジョンソのイメージは、
「よく屋根に昇る人」だったくらいですから。
世宗時代に入るとキム・ジョンソは『太宗実録』の編纂を主管。
広州判官や吏曹正郎などの職を経た後、武臣としての道を歩み始めます。
(「大王世宗」では司憲府監察や承枢府左代言にも就いていたと思います)
こちらではパクスリと言う人で。
良い人?で出演していたと両親が・・・
このドラマは女性系はドロドロではなく
むしろ皆、他者を思いやるのでとても心地よい。
ドロドロも大好きですが苦笑
この後編と言われる「帝国の朝」は出演者も
全て違い後室系の話もドロドロ状態www
ワンゴンは視聴率も凄かったですが!!
200話と長いですが見ごたえは十分です。
この俳優さんイ・サンにも出演してますね。
見つける度に「オ・ギョモ」と言ってしまい・・・
イ・ヒドさん「チェ・パンスル」も。
この年代だと・イ・スンジェさんのファンです。