宮女姿にコスプレ中のナンジョンは夜になると焼き鼠と木札を裏庭の木に吊るし、
福城君のせいで具合を悪くした王妃(文定王后)のことを心配して中宮殿へ。
年増風味の宮女姿で現れたナンジョンにオム尚宮もオ尚宮もびっくらこいてます。
キム・アンロ(希楽堂大監)の息子の嫁・孝恵公主(=世子の姉)は東宮殿で休み、
ナンジョンの指示どおり世子の寝所に箱を置きました。これで準備完了です。
宮殿の裏庭で鼠とお札が見つかり、世子の部屋にあった箱の中からも焼き鼠が!
世子が亥年生まれなのでネズミの四肢と口を取って豚に見立てて焼き、
世子の名と誕生日を書いた木の札とともにぶらさげて呪ったという陰謀でした。
王妃は緘口令を敷きますがすぐに広まり、敬嬪の仕業だと人々はウワサします。
それをチャン尚宮(クム)が敬嬪に報告するなりビンタされちゃって可哀想です
敬嬪は王妃の仕業と見抜き、士林派も「勢力絶大な敬嬪がわざわざ呪うか?」。
王妃からこの事件をしらされた中宗は「犯人を見つけよ!」と命令しました。
無残な姿に細工された鼠を見た嬪宮はショックのあまり寝込んでしまいました。
敬嬪を疑いまくりの大妃(貞顕王后)が見舞いに来た敬嬪を追い返そうとするも、
引き返したら罪を認めたことになる!と敬嬪も一歩も引かず、大バトルに発展。
この世に怖いものなどありません!と大暴言を吐かれた大妃は腰を抜かしました。
その一部始終を中宗と王妃が見ており、「これがそなたの本当の姿か?」と中宗。
中宗には見せたことのないような狂犬っぷりでしたから、敬嬪、大ピンチです。
希楽堂たちを告発してハメようと計画していた右議政シム・ジョン(華川君)らは
「灼鼠之変(焼きネズミ事件)」が起こった今は時期が悪いと判断して実行延期。
その件で華川君と敬嬪が密談中なのを見計らって王妃が敬嬪殿に乗り込みました。
宮殿を出たナンジョンがチャン・デインの手下に見つかり連行されそうになるも
またキルサンが登場して長年の宿敵だった“ギョロ目”をついに始末します。
ナンジョン友達の術師パンおじさんがネズミ事件に関与していると睨んだ敬嬪は
明の巨商チャン・デインに命令してパンおじさんを捕らえさせました。
さらにチャン・デインはナンジョンとキルサンを仕留めるために剣の名手を手配。
傷を負ったキルサンと看病しているナンジョンがその刺客に見つかっちゃいます!
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この時のキョンビンさままさに「狂犬」でしたね…あんなに大妃に怒鳴るなんていつもの権謀術数は?と呆気にとられつつ、キレやすい短気なキョンビンさま…と思いました。王妃に華川君とひそひそ話を見られるし、見ながら驚きまくりの回でした!