イサン第66話「絶望の涙」
ホン・グギョンは直前になって孝懿(ヒョイ)王妃の毒殺をとりやめましたが、
食事を気味(毒見)したのが正体不明の尚宮(元嬪付きチェ尚宮)だったと判明。
宴の会場が封鎖されて大捜索が始まり、すべての尚宮の面通しも実施されます。
王妃が座るはずだった席に急にイ・サン(正祖)が座ったと知ったパク・テスは、
近ごろ王妃様と仲の悪いグギョン様が王妃様を狙ったのかも!?と思い当たり、
チェ尚宮を逃がそうとしていたカン武官を捕獲。チェ尚宮は自害しました。
グギョンのはずがない!誰が濡れ衣を着せた?と信じようとしないイ・サンに、
大妃(貞純王后)との内通を王妃に知られたとグギョンが話して泣いて詫びます。
こうしてグギョンは王妃を狙った大逆罪で政敵チャン・テウに裁かれました。
ボロボロの体でぶちこまれたグギョンの脳裏に、亡きチョン・フギョムが再登場。
「これが権力を欲した者の行き着く先だ」というかつての政敵の声が蘇ります。
そんな状況なのにグギョンは軍の改革案を気にかけてテスに頼むほど仕事熱心。
信頼してきた側近に裏切られてハートブレイク状態のイ・サンがやってきて、
何か言うことはないのか?と必死に聞いても謝り続るだけで言い訳はしません。
これまでもこれからもグギョンと共に改革を進めるものと思っていたイ・サンは、
そなたは臣下ではなく心を分かち合える同志だったのに・・・と涙を浮かべます。
処分決定を控えたイ・サンが、同志として、そして君主として、悩んでいました。
功績あるグギョンの命だけは救いたくても、王として許してはならないからです。
そんな王のもとへ、叔父パク・タルホからあることを聞いたパク・テスがダッシュ!
宴の日、殺害を思いとどまったグギョンからの伝言をタルホが預かったからです。
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