「王妃様の手で殺してください!それができないなら命だけは助けてください」。
粧刀を手にした敬嬪が王妃(文定王后)の足元に頭をつけてひれ伏しました。
しかし王妃に冷たく拒絶され、敬嬪が絶叫しながら部屋に引きずり戻されます。
大妃(貞顕王后)や後宮に詰め寄られて弱りきった中宗が王妃に相談すると
「証拠もなく処分すると世子の負担になるので親鞫(チングク)すべきです」。
自分の手で(愛する敬嬪を)親鞫などとてもできない!と言われた王妃は、
かつて家族が厳しく取り調べられ廃妃されかけたのを悲しく思い出します。
敬嬪を守りたい中宗が臣下の請願を強固にはねつけて灼鼠之変の緘口令を下す中、
ナンジョンの指示を受けた俳優ユン・ウォンヒョン承候官が中宗と面対。
敬嬪が潔白であろうとも王室のためには裁かねばなりません!と主張します。
緘口令をも恐れずきっぱり進言するウォンヒョンを大妃(貞顕王后)は評価し、
あんな人が殿下と世子のそばにいてくれたらいいのに・・・と願うのでした。
事態を冷静に見ている世子は、敬嬪を守ってくれとユン・ウンポらに頼みます。
前話でいきなりナンジョンを抱きしめて驚かせていたキルサンですが
野心果つることのないナンジョンのもとから離れる決意をしたようです。
さてここからまたもや「置簿冊」が人々の注目を集める重要アイテムに急浮上。
今回の持ち主はチャン・デイン。敬嬪派の臣下へ渡した賄賂が記されています。
その置簿冊をカタに臣下を脅して敬嬪を救いたい福城君がチャン・デインに要求。
同じ頃、キム・アンロ(希楽堂)も置簿冊の存在にいち早く気づいて狙い始め、
敬嬪派の臣下たちも「もしかして置簿冊あるんぢゃ・・・?」と怯えています。
ナンジョンの今回のコスプレ演目は湯薬を持った医女バージョンですよ!
敬嬪の部屋へまんまと入ると、罪を認めれば福城君だけは助かると持ちかけます。
しかし威勢よく高笑いして応戦する敬嬪を、ナンジョンはいぶかしがるのでした。
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