いきなり十年後です!
中宗38年(1543年)、王妃(文定王后)が生んだ慶源大君は遊び盛り。
大君が転んだのを見たナンジョンが大君付きの尚宮をエラそうに叱りつけてます。
世子は異母兄弟の大君を可愛がり、実の兄弟以上に仲良くしているようですよ。
ナンジョンはいまだユン・ウォンヒョンの側妻で、そう呼ばれるのに不満げです。
判府事大監ユン・イムはまだ夫人にバレずに側妻ウォルヒャンとラブラブ状態♪
妓生房の下人だったシムトゥンは判府事の別宅でウォルヒャンに仕えています。
ウォルヒャンはイム・ペクリョンとも密会をつづけ「私を奪って♪」と迫り中。
あれ?10年前に寝込んで死にそうだったタンチュ僧侶がまだ生きていますよ。
革靴屋おじさんはそろそろ革靴屋稼業から引退しようと考えているようです。
中宗はすっかり衰弱し、世子が即位するのをおそれる王妃が心配しています。
朝廷では外戚同士の大ユン派と小ユン派の争いがますます激しくなっていました。
世子にまだ子供がいないため、世子の次の王位継承者は王妃息子の慶源大君。
判府事率いる大ユン派としては、慶源大君の即位だけは絶対に避けたいのです。
政争を憂うパルングン(巴陵君)や領議政ユン・ウンポは、外戚の罷職を進言。
判府事は官職を解かれ、ユン・ウォンヒョンは明の聖節使を命じられました。
遠方へ行くほうが不利なので「この隙に足元をすくおう」と判府事は思案します。
王妃長兄ウォンロはウォンヒョンと仲違いしてユン家を閉め出されていますね。
10年経ってもナンジョンのえげつない悪だくみぶりは見事に健在でした!
今度は宮女姿(医女かも)に化けて、なんと東宮殿に火を放って燃やします。
逃げずに部屋にいる世子を、チョン貴人(えらく老けてますが世子側室)が救出。
このチョン貴人は、宣祖時代の丞相で文学者チョン・チョルの姉だそうです。
敬嬪のときのような悲劇を防ぐためにいなくなろうと思ったと世子は中宗に話し、
東宮殿の火災の件は調査せずに伏せてください・・・と頼むのでした。
もちろん判府事はナンジョンの仕業だと見破り、大ユン派の面々と大憤慨です。
王妃も当然わかっていますが、堂々とシラを切るナンジョンと二人でニタリ。
悔しくて眠れません!徹底的に調査を!と世子にヌケヌケと訴えるのでした。
で、ナンジョンは世子を亡き者にする企みをあきらめるつもりはないようです。
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ナンジョンは前回中殿の策とはいえボッコボコにされてましたが少しは正妻殺しの罰を受けた事になるでしょうか。
正妻の可哀想な末路には涙無しでは見れませんでしたが、今思うと嫁いだ初日に良き日を気にせず合宮しておけば違った結果になったかもと思う私です。
最初旦那様(ウォンヒョン)を見下して拒んでいたのかと思っていました。
全く出演してませんがナンジョンの息子サムだけは心から悲しんでいると信じたいです。
ところで以前時々出演していらした金山和尚様、字幕に特別出演とあったのですがどんな方なのでしょうか?
タンチュ和尚さまよりも上の方に思える貫禄のある方でしたが。
ネット検索してもそれらしい回答のある所が見つからず、恐らく今現在実在する高名な僧侶が現役出演されているのではという意見があったくらいでした。
そうですよね…韓国でも有名な俳優さんならわざわざ役名ではなく俳優名表記されますよね。
この方ももう出てこられないのかな?