「判府事ユン・イムが私を狙っているのは周知の事実!いつ母を殺すのです?」。
大妃(文定王后)に詰問された仁宗(もと世子)が席藁待罪(ソッコデジェ)!
李氏朝鮮王朝で国王が席藁待罪を行ったのは後にも先にもないことで、
仁宗の孝行心と文定王后の強さを物語る大事件だったとか。すごいですね~。
私を悪者にしたいのかと大妃は憤り、王を放置してナンジョンと優雅にお絵描き。
王妃(仁聖王后)と慶源大君(大妃息子)に懇願されてようやく仁宗を許します。
大妃様と慶源大君に危害を加えたら許さない!と仁宗が判府事に言い渡したので
判府事ユン・イムひきいる大ユン派もしばらく大妃に手出しできなくなりました。
パルングン(巴陵君)がユン・ウォンヒョンを訪問して辞職を促しました。
「悪いのは判府事!」「女が口を出すな!」「女も国民!宗親こそ引っこめ!」
帰宅したナンジョンとパルングン(ドラマでは父娘設定)が激しく言い争います。
中宗が崩御したので後宮たちは宮殿から出て尼にならなければなりません。
いい子ちゃんな昌嬪は大妃のお気に入りなので宮殿に残れることになりました。
相変わらずなヒ嬪は宮殿に残るため王妃に贈り物攻撃して取り入ろうとします。
ちなみに亡くなった後の中宗は「大行大王」と呼ばれているんですね。
善政をほどこした仁宗の治世は安定しましたが、仁宗は生まれつき病弱でした。
病床の仁宗のために王妃がみずから湯薬を煎じていると知ったナンジョンは、
大妃に王妃を呼び出させ、その隙に商人ペクからもらった明の毒薬をドボドボ~!
「目を離すな」と言われたのに、二人一緒にご不浄へ行く医女が不思議すぎます。
どうして交代で行かない?と見ていた人全員が突っ込みまくったことでしょう。
その湯薬を飲んだ仁宗は危篤に陥り、異母弟・慶源大君に王位を継ぐと言い残し、
30歳で即位してからわずか9ヶ月後に31歳の若さで崩御してしまいました。
己卯士禍で世を去った学者の伸寃復権・賢良科の復活・士林派の登用などにより
道学政治の実現をめざした仁宗は世宗と並ぶ聖君と評されているそうです。
気絶したり震えたり白目をむいたりと色んな演技、お疲れ様でございました!
放浪中の革靴屋おじさんとタンチュ僧侶は、ナンジョンの仕業だと察知します。
調子のいい大妃長兄ウォンロは仁宗がいなくなった途端に大妃側にすりすり。
12歳の慶源大君が即位すれば大妃の垂簾政治が必至なので、大尹派は焦ります。
即位が進まず大妃が憤慨していると、死因を知った巴陵君が怒鳴り込みました。
こやつめ言わせておけば!とナンジョンがヌケヌケとつぶやいて睨んでいます。
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