隠しておいたもう一冊の置簿冊をナンジョンが王妃(文定王后)に渡すと、
「隠れた一等功臣」だとほめてくれました。キルサンは死んじゃったのにね。
次に便殿へ行くと、キム尚膳が明らかに「コイツまた来た」ってな対応です。
敬嬪を追放した悲しみで昼間から酒をかっくらっている中宗にナンジョンは、
「しっかりすればそのうち敬嬪を呼び戻せます!誰も文句は言いません!」。
単純な中宗がすっかり元気を取り戻してさっそくお仕事を始めちゃいました。
尚州の敬嬪には
千日酒を下賜し、生活に不便がないようにと観察使に命じます。
もらったお酒をすがるように抱きしめる敬嬪の表情がとてもよかったです。
そもそも灼鼠(チャクソ)の変には敬嬪の自白もなく確証もありませんでした。
礼曹判書ユン・ウンポやイ・オンジョクが再調査を請願し、中宗が認めます。
千日酒を贈ったのも再調査も許せぬ!と怒る大妃(貞顕王后)を王妃がとりなし、
中宗がそんな王妃に感謝していますが、これもナンジョンの筋書き通りでした。
「あれは敬嬪の仕業ではないのか?」「でも敬嬪が戻ってきたら大変・・・」。
人々の頭上に敬嬪のお茶目な高笑い(しかもいつもより長め)が響き渡ります!
懐かしいですね!敬嬪の高笑いを久しぶりに聞けてうれしかったです~♪
大君出産祈願を理由に留守にしていたナンジョンが久しぶりにユン家に帰宅。
ご苦労だった・・・と義父が迎えてくれますが、サムは正妻キム氏と外出中です。
流刑地のキム・アンロ(希楽堂)から陰謀の小道具をもらった判府事ユン・イムは
手を結ぶことにしたヒ嬪にその小道具(ヘタうま風のお面と木の札)を渡します。
木札には「世子を引き裂き王を絞首し王妃を打ち首にする」と書かれていました。
ヒ嬪がこの小道具を宮殿に仕込んで第二の事件を演出すると、再び宮中は大騒ぎ♪
筆跡も似ている!敬嬪の残党の仕業だ!と処分を求められた中宗は19回も却下。
やがて大妃と後宮と臣下たちが便殿前で席藁待罪(ソッコデジェ)を開始します。
華川君から「敬嬪に強要されて反逆心を持っていた」と告白されていた世子は
さすがに今回の事件からは敬嬪と福城君をかばうことをやめてしまうのでした。
王妃は“敬嬪のしぶとい命綱”(ナンジョン弁)を断ち切ろうと便殿へ行きます。