「好色で身を滅ぼす、相手の運を食いつぶしても満足せず国を揺るがす・・・」。
僧侶とその友人の革靴屋おじさんは、赤子のおそろしい四柱と人相にびっくり。
赤子の父親であるパルングン(巴陵君)の親戚には預けないと勝手に決めます。
チョン・ユンギョムの正妻パク氏は、にっくき側妻チャンフン宅の抹殺を計画。
側妻に外出を指示し、巫女タンゴルを同行させ、山で崖から突き落とさせました。
チャンフン宅は一命を取り留めるも、残念ながら死産し、助けられて山寺に滞在。
僧侶に抱かれてやってきた赤子にお乳を与えたことで、手放せなくなります。
僧侶は赤子の出生の秘密を話すと、赤子と玉佩(ギョクハイ)を預けるのでした。
宮殿では、廃妃シン氏にかわる新しい王妃を迎えようと考えていました。
普通なら揀擇令を出しますが(未婚の年頃の女性に結婚を禁じて王室が選ぶ)
今回は大々的にはせず、数人の後宮を入れてその中から選ぶということに。
功臣たちは自分の身内を後宮に送り込むことで、さらなる権力獲得を狙います。
「正妻の娘がいないなら側妻の娘でもよい」ことにしてますます増長してます。
庶子なのに後宮に入ることになり嬉しそうなのは、後の熙嬪(ヒ嬪)@19歳。
(大監じゃなく)お父様と呼べ♪とゲンキンなホン・ギョンジュ(南陽君)です。
後宮になるのは気が進まないものの殿下と家門のためにと入宮を決めたのは、
判府事大監ユン・イムの妹で、後の王妃(章敬王后)。おとなしそうな女性です。
尚州(サンジュ)から出てきたパク・スリムの娘@19歳は、後の敬嬪。
一等功臣パク・ウォンジョン(平城君)に売り飛ばされた途端に「父上♪」と呼び
平城君を満足させます。なお後の字幕で「敬嬪は平城君の姪」だと出ました。
妃選び(王室の管轄)にまで関わるずうずうしい功臣に大妃(貞顕王后)は激怒。
功臣の娘や妹が入宮しても中宗は決して手をつけず、功臣たちに復讐します。
平城君が中宗付きのキム尚宮に賄賂を与え、養女を寝殿に送り込ませるも、失敗。
(恥をかかせたわねっ!とキム尚宮を責めて睨みつける気の強いパク養女・・・)
次に平城君は男を虜にするじゃ香を養女に渡し、功臣の娘なのを隠せと指示します。
再び現れて千日酒を注ぐパク養女に「功臣の娘だな!?」と尋ねるほろ酔い中宗。
生活に困って入宮した田舎娘です・・・としおらしく答え、ベッドイン成功です♪
灯りがふっと消えた部屋を見て満足そうな笑顔を浮かべるキム尚宮が印象的ですね。
中宗を見事に射止めたパク養女は、翌日付けで敬嬪の地位が与えられました。
その後、中宗は功臣が送り込んだ娘たちに関心を持ち(=手をつけ)始めます。
全羅道の赴任を終えて五衛都摠府副摠管に昇進したチョン・ユンギョムが帰宅。
正妻や生まれて間もない娘と対面すると、側妻チャンフン宅のことを気にします。
男と夜逃げしたと正妻に説明されても、彼はチャンフン宅を忘れられません。
(チャンフン宅の名はチョヒで、父親は成宗時代の左賛成ホ・チャンス大監。
ですがホ・チャンスが逆謀に問われて斬首され、家族は官婢となったそうです)
そんな折、赤子を連れて町へ戻ったチャンフン宅を、チョン家の使用人が目撃。
愛しい人と再会したチョン・ユギョムは、彼女が上手に描いた蘭の絵にちなんで
赤子を蘭貞(ナンジョン)と名付けました。チョン・ナンジョンの誕生ですよ!
側妻が嫌なら別所帯を作る!とチョン・ユンギョムが正妻を脅して同居再開です。
平城君が判府事大監ユン・イムを呼び、誰が王妃にふさわしいかと尋ねました。
叔父上(平城君)の養女で長男も生んだ敬嬪では?と答える判府事ユン・イム。
でも出生が卑しいし自分は大妃に嫌われているから無理だと説明する平城君。
家門や容貌もよい判府事ユン・イムの妹を王妃にしようと二人で話し合います。
後宮の振る舞いを観察した大妃は、敬嬪か淑儀ユン氏が妥当と判断しました。
敬嬪がいいです♪と照れる中宗に、国母には大人しく賢い人がいいと大妃が説き、
靖国三等功臣ユン・ヨピルの娘で判府事ユン・イムの妹が王妃(章敬王后)に。
このときすでに敬嬪は中宗の長子である福城君を産んでおり、野心マンマン。
その他の後宮も功臣の娘なので、章敬王后は多難な道を歩むことになるそうです。
即位後5年が過ぎ、功臣に厳しく挑み始めた中宗に「けしから~ん!」と平城君。
抗議に乗り込もうとするも、便殿の前で発作を起こし亡くなってしまいます。
5年後、母と一緒にチョン家で働くナンジョン@10歳は、母の玉佩を拾いました。
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恋しくなって見てます。(一種のビョーキですね・・・)
今は2話までですが、最初のほうは大型史劇という趣も強くて
改めて見るとびっくり!真面目に作ってたんですね~
そんな中でホン・ギョンジュ(南陽君)父娘は早くもギャグキャラ設定。
ヒ嬪が「父上と呼べ」と言われてうれしそうにおそるおそる呼ぶのに対し
敬嬪は自分からソツなく「父上」と呼ぶなど、ちゃんとキャラもできてますね。