流刑されたパルングン(巴陵君)が玉佩の片割れを手にケヒャンを想っている頃、
ナンジョンが拾って「これ何?」と聞く玉佩を母チャンフン宅が慌てて仕舞います。
中宗が、都摠管(トチョングァン)大監チョン・ユンギョムと独対(二人で対面)。
罪なき巴陵君を流刑したことや、新しい学者が育たないことなどを嘆きます。
靖国一等功臣の多くは亡くなり、中宗には自分で政を司る意志があったのに、
自分を支えてくれる臣下に恵まれていないことが悩みの種だったのです。
独対を知って焦るのは、ホン・ギョンジュ(南陽君)や知中枢府事ナム・ゴンら。
ユンギョムの側妻チャンフン宅が逆賊の娘という理由で蹴落とそうと企みます。
判府事大監ユン・イムは、側妻と別れたほうがいいとチョン・ユンギョムに忠告。
チョン・ユンギョムにその気はないらしく、帰宅するとチャンフン宅の部屋へ行き、
本を読んで勉強していたナンジョンを褒め「自分に似ている」と言うのでした。
ナンジョンは実子ではないのでチャンフン宅は焦り、正妻パク氏は嫉妬に燃えます。
入宮後7日で廃妃させられたシン氏は中宗を思い続け、10年経った今も毎日、
景福宮の見える仁旺山(インワンサン)の岩に真紅のチマをかけていました。
中宗の寵愛は敬嬪が独占中。じゃ香で惹きつけているんだわ!とヒ嬪が悔しそう~。
その敬嬪は中宗付きのキム尚宮に賄賂を与え、夜のおわたりを操作しています。
あるとき、廃妃を恋しがる中宗が、大妃(貞顕王后)に叱られて康寧殿で一人寝。
敬嬪はお風呂に入っておめかしして(この回は敬嬪の入浴シーンが見れます♪)
“じゃ香”も忍ばせて待っていたのに殿下のおわたりがなくてお怒りです!
そんな折、大君を産めず肩身の狭かった王妃(章敬王后)の懐妊がわかりました。
もし嫡流の大君ができれば、敬嬪の息子が王位を継ぐ障害になってしまいます。
何を考えたのか敬嬪は、紙に包まれたあやしい白い薬を取り出しました・・・。
厳しい身分社会だったこの頃、側妻やその子は賎民であり、下人でした。
ナンジョン母は正妻から、ナンジョンは異母兄妹から、毎日いじめられます。
父がナンジョンに『明心宝鑑』を渡したのにムカついたオンニョンが本を燃やし、
燃やしましたと謝るナンジョンにチョン・ユンギョムはチョンニョムの本を渡し、
チョンニョムはナンジョンを叩き、チョンニョムは父に叩かれ、と負のループ中。
ある日、オンニョンに命じられたナンジョンは花靴を取りに革靴屋に行きました。
帰り道に大道芸を見学し、芸人の中の男の子キルサンがナンジョンに一目ぼれ。
キルサンの幼い妹タルレと、団長の娘で盗みが得意なヌングムも初登場です。
山道で自分を突き落とした占い師タンゴルをチャンフン宅が町で目撃!
タンゴルを追ううちに、大道芸の見物客の中で玉佩をヌングムに掏られます。
あの子の仕業だ!と気づいたナンジョンが、大道芸人のねぐらに乗り込みました。
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