感激のあまり涙を流すナンジョンににこやかに接する王妃(文定王后)でしたが、
なぜ大君祈願をやめさせた!?といきなり机を叩いて恫喝し始めました。
王妃様への忠誠心からです・・・と冷静に答えたナンジョンの度胸を王妃は認め、
懐妊しないと公言したほうがよいというナンジョンの意見にも耳を傾けた後、
あの娘をそばにおいておけと兄のユン・ウォンヒョン承候官にすすめました。
まだ続けている大君祈願をやめろとウォンヒョンから命じられた正妻キム氏は、
私の駕籠(かま)に妓生を乗せて宮殿へ行くのは問題ないのですか?と責めます。
今や朝廷はチョ・グァンジョら士林派の独壇場で、功臣は萎縮するばかり。
刑曹判書に登用されそうだったシム・ジョン(華川君)は「卑しい輩」と罵られ、
法律を知らない者には務まらない!と前話でも公然とけなされていましたが、
今回は敬嬪から金品を受け取ったことを中宗の前でバラされて面目丸つぶれです。
ちなみにシム・ジョンは1507年のキム・コンジョの乱を平定した功労があるとか。
ナンジョンがタンゴルおばさんに昔のことをしつこく質問した結果、
チョン家の正妻パク氏がナンジョン母を突き落とせと命じたことを聞きだします。
そんなある日、妓籍に載せるかどうかを決める掌楽院の審査官がやってきました。
最初は華麗に舞っていたナンジョンなのに途中でいきなり踊るのをやめ、
裏金をもらっているのになぜわざわざ審査するの?と言って審査官を怒らせます。
妓籍に載れないわよと責めるメヒャンに、ウォンヒョンの側妻になると話します。
キルサンはチョ・グァンジョ様の護衛を立派におつとめしていますよ。
松都の父が娘の将来を思って都に来なかったと知ったヌングムは泣きます。
敬嬪に手ぬぐいを洗わせた王妃を大妃(貞顕王后)が一応ほめてくれつつ、
福城君にその姿を見せたのは恨みを植えつける原因になるかもと心配します。
王妃は体調不良を理由に“おわたり”を遠ざけており、中宗がちょっぴり不満げ♪
再び王妃に呼ばれたナンジョンが、一緒に裏庭をお散歩しながら作戦を話します。
「懐妊しないと公言して朝廷の警戒を避け、後宮には忠誠誓約書をもらうのです」。
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