科挙に合格しても職につけないかも・・・とホン・グギョンが心配するとおり、
“グギョンが盗賊団にいた”という文書でチョン・フギョムが出世を阻もうとします。
帰宅したフギョムは息子シウォンが「(父上ではなく)旦那様」と呼んできたうえ
正室イ氏からせっかんを与えられていることに気づき顔を曇らせました。
主張が正しいので叱れない、嫁選びを間違えた・・・とこぼすファワン翁主。
身分差で辛い思いをするヨオクは、父ウ・ドンジが加わる革命に賛同の意を示します。
自分が山にこもっている間、仲間の面倒を見てきたウンジュに感謝するグギョン。
グギョンの母も妹ヨンもウンジュとの結婚をせっついてきますが、
グギョンはウンジュのことを「同じ道を歩む近しい人」だと説明して結婚を否定。
もちろん隣の部屋でウンジュが聞いており、一人で夜の闇に愛をつぶやいています。
同じ家門のホン・インハンに科挙合格の挨拶をしに行ったグギョンでしたが、
インハンは父ナクチュンの死も知らず、軽い扱いをされちゃいました。
グギョンを取り立ててほしいと世孫に言われたインハンは反対した後、しぶしぶ承諾。
けれども、グギョンの先輩ミンシが侍講院(シガンウォン)への出仕が決まっても、
怪文書のせいもありグギョンに出仕のお呼びはかからないまま。
怒った世孫は面会を求めてきたインハンを無視して辛く当たります。
ホン・ゲヒ率いる老論僻派は、英祖が世孫に国政を代理させるのを防ぐため、
ホン・インハンを通じて恵慶宮ホン氏を動かして摂政に反対させようと考えています。
そんな折、インハンがフギョムを訪ね、グギョンの人事を願い入れました。
その夜、フギョムを始末しようと侵入してきたのが忍者姿のウンジュ。
さっき世子侍講院への出仕が決まったばかりよ・・・とヨオクが教えます。
こうしてグギョンとミンシは、揃って侍講院説書(ソルソ)の職につきました。
ある日、世孫が『資治通鑑網目』を読んでいると知るととたんに表情を変え、
その4巻が大嫌いじゃ・・・とつぶやく英祖。しくった~(焦)というようすの世孫。
そこは紙で隠して読んでいると世孫が答えても、4巻を持ってこいと英祖が命じました。
書庫にいたグギョンは、なぜ4巻?と 訝しがり、しばらく考えた後、
「漢の文帝が側室の子に生まれたわが身を嘆いた」という一節に思い当たります。
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