世子だった英祖をキム・イルギョンが内侍パク・サンゴムに殺させようとした事件で
その二人をつないだシム・イクチャンの孫が今回上訴したシム・サンウンでした。
彼は一族と縁を切っても祖父の事件が原因で出世できず、朝廷を去っていたそうです。
世孫(後の正祖)と侍講院を批判する“反逆者の息子”を英祖は怒りまくって投獄。
シム・サンウンから直接事情を聞こうと牢に向かったホン・グギョンは、
チョン・フギョムらが英祖をくたばらせるために事件を起こしたと知ります。
尋問した英祖が頭に血をのぼらせるのを防ぐため、世孫が急いで英祖を止めます。
早く尋問に行かせたくてたまらないファワン翁主が、ムカついたりそわそわしたり。
王妃(貞純王后)がそんな翁主を意地悪そうな目で見守っています。
拷問を受けたサンウンは作戦どおりに“卑しい下女の息子”だと英祖を罵り、
翁主の手下の内侍がその言葉を英祖に伝えて拷問の場に英祖を行かせました。
英祖がやっと拷問場に出向いてきたというのにサンウンは気を失っており
“卑しい下女の息子”だの“兄王殺し”だのと罵れずじまいで流刑に処されました。
英祖を死に至らしめられなかったフギョムらは今度は世孫の暗殺を計画。
王の在位52年を祝って父(粛宗)と母(淑嬪チェ氏)に尊号を贈る行事を催し、
世孫が毓祥宮(ユクサングン)に行ったときに殺そうというものでした。
その計画を喜んで聞くヨオクはすっかりフギョム派の女になっていますね。
実の娘(ファワン)が父王の命を狙っているとは・・・!と警戒強める世孫たち。
英祖付きの内侍や医院・薬房などに息のかかった者を置くことにし、
遺書の偽造やフギョムが養成する私兵にも注意を向けるようになります。
そしてグギョンは議政府(イジョンブ)の舎人(サイン)と訓練院の長に昇進。
グギョンは仲間に役職を与えて翁主宮の監視を強めることにしました。
すると私兵のようすがおかしいとウンジュが気づき、グギョンは毓祥宮を警戒します。
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