『資治通鑑網目』4巻の一節がばっちり隠されているのを確認した英祖は、
やはりそなたは祖父思いの孫じゃ~と大感激して世孫(後の正祖)を褒め称えます。
お前がやることは謀反以外ならなんでも許す・・・とホン・グギョンに感謝する世孫。
即位したら思悼世子(サドセジャ)の息子だと公言したいと世孫は話し、
二人は夜を徹して将来の夢や改革について語り合うのでした。
どっかへ行ってたらしいユクソンやドルソクらが都へ戻ってきました。
ウンジュに命じられてグギョンの警護をするようになります。
英祖の健康はすぐれず、譲位か国政代理の発表を皆が予想する中、
私は世孫の祖母だし家門は大丈夫!と父や兄に語る王妃(貞純王后)。
同じ党派に属するファワン翁主への悪態をついて父に諌められています。
一方、チョン・フギョムは東宮殿に火を放って世孫を殺しちゃえ!と計画。
許可を求められたファワン翁主は、報告するまでもなく実行せよと猛快諾しつつ、
新王朝を開くには朝鮮建国のときと同じく譲位でなくてはならないと語りました。
自分と同じように蕩平策を貫いてくれと世孫に帝王教育を続ける英祖でしたが、
承旨チョン・イルギョムを呼ぶと、突然の人事異動を発表しました。
それは、前右議政で世孫派のキム・サンボクを領議政に昇進させるというものでした。
次に英祖は重臣の前で、御営大将キム・ハングを呼びラッパを吹け(=戒厳令)と命令。
事変に備えて宮殿の門も都の4つの門も閉めさせ、毎刻ラッパを吹けと命じます。
そしてついに、世孫に国政を代理させるという宣言をしました。
グギョンが急ぎ恵慶宮ホン氏に書簡を送ろうとするも、警備に阻まれて無理。
ファワン翁主らはホン・インハンを通じて世孫の命の危険性を指摘することで、
国政代理を恵慶宮ホン氏に反対させる作戦に出ました。
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