悩んだホン・グギョンは王妃兄キム・グジュに真正面から頼みに行き、
王妃父で御営大将のキム・ハングから通行許可証をもらうことに成功しました。
世孫側に恩を売っておいても損はない・・・と抜け目ないキム父子は考えたのです。
世孫(後の正祖)が危険だとホン・インハンに聞いた恵慶宮ホン氏はすぐさま気絶。
その後にグギョンが手配した「心配するな」という世孫宮からの伝言が届きます。
そのようすを見ていたインハンは世孫宮の伝言を否定して恵慶宮の前を去ると、
伝言が届いたということはキムが裏切ったかも?と翁主らに指摘します。
国政代理を命じられた世孫はもちろんポーズで反対、重臣らも反対しますが、
本気で世孫に政を譲りたい英祖は、領議政キム・サンボクを呼んで同意させます。
そこへ、恵慶宮の命が危ないというしらせが昌慶宮(チャンギョングン)が!
なんと恵慶宮は王命の取り下げを願って断食を続けていたのです。
この事態に英祖は怒り、ファワン翁主はほくそえみ、世孫は内心歯軋り状態です。
こうして強情な恵慶宮に折れて英祖が王命を取り下げることにしました。
これも天の意だ、塞翁が馬になるかも・・・とグギョンとミンシをなぐさめる世孫。
私もそう思いますと何かを悟ったような表情でグギョンが答えます。
世孫が見舞いに行き王命の取り下げを伝えると母・恵慶宮はたちまち元気になり、
叔父上(インハン)のご恩を忘れてはなりませんよと世孫に言い聞かせます。
え?どういうことですか?と不思議がって事の経緯を恵慶宮に確認する世孫。
恵慶宮は世孫の伝言を、母を心配するゆえの嘘だと思いこんでいたのでした。
シウォンは正室イ氏を「伯母上」と呼び続け、ヨオクがお仕置きを受けています。
この前から思っていたのですが、ヨオクの笄(こうがい)=長い横棒のかんざしの
先っぽの飾りの珊瑚がフェイク丸出しの色艶なのが笑えます・・・。
宮殿の兵士が交代する今月の20日に世孫を暗殺するつもりのチョン・フギョムたち。
フギョムや翁主を見張っているユクソンらは、動きが怪しいとグギョンに報告します。
その夜ついでにグギョンも始末しよう!と笑う夫たちの話をヨオクが耳にしました。
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