首陽大君の息子・桃源君(トウォングン)の妻ハン氏の出産が長引いていました。
宮殿から使いの内侍が来てお産のようすを尋ねています。ハン氏、セレブですね~!
ハン・ミョンフェの側室ヒャンイは正室ミン氏を説得してハン氏のお見舞いへ。
すると桂陽君宅の前には名だたる夫人たちの籠がずらりと並んでいました。
ヒャンイがすかさず見舞いの品(でっかい翡翠)をミン氏に渡します。
御医を呼んでくれない奥様(首陽大君妻ユン氏)は薄情ね!と桂陽(ケヤン)君夫人。
ユン氏が駆けつけてくると、宮殿で産めないのですか?とずーずーしく聞きます。
心配した端宗夫妻が御医の派遣を決定。そうこうするうちに男の子が生まれました。
桂陽君夫妻はその子を“(譲位されれば)王の孫”と言ってはばからず、
都承旨シン・スクチュがちょっと表情を固くして無言になります。
ハン氏の顔色はすぐれず、この子はすぐに死ぬわ・・・とつぶやきました。
桂陽君宅へ祝いに行くと言う端宗に、内官を行かせれば十分ですと王妃(定順王后)。
再び譲位を口にして笑う端宗を複雑な表情で見つめていた王妃でしたが、
殿下は二人きりのときは王としての決意を示すのに大君の前では別のことを言う!
大君を辞職させるべきだった!と父ソン・ヒョンスの前で声を荒げて泣くのでした。
譲位にまつわる噂を王妃に指摘された首陽大君は帰宅すると噂への怒りを示し、
それは本心なのですか?と右議政ハン・ファク(ハン氏父)に聞かれます。
そんなこと(譲位)をすれば世間はどう思うか・・・と首陽大君はナゾの高笑い。
その夜ついに譲位を決心した端宗が当直の承旨(偶然ハン・ミョンフェ)を呼びました。
もちろん皆は大反対。浄業院で暮らす恵嬪ヤン氏は怒り狂いますが体調が悪いよう。
譲寧(ヤンニョン)大君だけは、譲位して当然!とふんぞり返っています。
これは私に死ねということです!と宮殿にすっとんでいって反対する首陽大君。
叔父上が君主なら謀反など起きなかった、優秀な者が王になるのは当然ですと端宗。
それなら私の命を絶ちます!と首陽大君がドスの聞いた声で男泣きします。
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